KUTVニュース

上空に暈 太陽にくっきりと虹

梅雨の晴れ間となったきょう日中、こんな現象を見た!という方も多いのではないでしょうか?

高知市で午後1時ごろに撮影した映像です。太陽の周りに、虹色の輪ができています。高知地方気象台によりますと、これは「暈」と呼ばれる現象で、雲の中に含まれる細かい氷の粒に太陽の光が屈折してできるということです。「暈」自体は珍しい現象ではありませんが、このようにはっきりと見られるのは珍しいということです。「暈」が見られると天気が下り坂に向かうこともあるといい、あすの県内は雲が多く、昼過ぎから雨が降るところもありそうです。

テレビ高知投稿ポストにも、10件以上の動画や画像をお寄せいただきました。ありがとうございました。


生産者と消費者をつなぐ「やさいバス」

高知市で野菜の販売店を営む男性。生産者の高齢化が課題とされる中、農業の新たな形を生み出そうと奮闘しています。それは、「やさいバス」という取り組み。一体、どんなシステムなのでしょうか。

ツバメの雛ももうすぐ巣立ちの時。久しぶりの雨となった高知市を走る一台の車。「やさいバス」と書かれています。

「おはようございます」

にこやかな表情で降りてきたのは、堤健治さん。南国市でオクラ農家をする傍ら、日曜市や木曜市の生産者と関わりながら「野菜屋」という店舗を営んでいます。

出身は愛知県。高知大学を卒業後、大阪と高知市でのサラリーマン生活を経て、農業に挑戦しました。異業種からの転身ということもあって、様々なビジネスモデルを模索。日曜市には若手農家が集まって出店するモデルケースを作り、高知龍馬空港では「空飛ブ八百屋」を立ち上げ、観光客に「高知の野菜」の魅力を伝えてきました。野菜の生産者になって12年。立ちはだかったのが、新型コロナウイルスです。

「帰ってこなくなった常連さんが、一定数。コロナで日曜市に行くのをやめてしまったお客さん。期間が長すぎて。生産者も減った。以前ほど売れない、せっかく人が出てきても、自粛に入ったら一気に人がいなくなって、なかなか、あてにできないというのが大きいのではないか」(堤健治さん)

その間、日曜市特有の、人と人との触れ合いを何とか続けようと、「売る場所がなくなった野菜」をインターネットで販売したり、出張販売を行ったりしてきました。

「野菜屋」もその延長でオープンしました。日曜市や木曜市で野菜を仕入れ、魅力や食べ方などの情報も添えて、販売していますが、新型コロナで農業のあり方を見つめ直したからこそ、改めて感じた課題もあります。

「ズバリ言うと、後継者不足は、売り上げ不足。若い人が継げる売り上げがなく、後継者が減っている。コロナ関係なく潜在的にあった問題。これから力を入れようとしているのが、やさいバス。バス停作って、野菜を運ぶバスを作ってまわる。結局、農家の利便性をあげるために出来たらいいなと考えている。」(堤さん)

生産者と消費者を繋ぐ新たな形、やさいバスは静岡県が発祥の取り組みです。直売所や人が集まるスポットを「バス停」に見立て、生産者が野菜を持ち寄ります。バスはその野菜をピックアップし、注文した消費者や飲食店が待つ、別のバス停に届けます。生産者としては、時間や物流コストの削減につながるほか、消費者側は新鮮な野菜を、地元の顔が見える生産者から購入できるという仕組みです。

注文は、インターネットで事前に行い、決済することになっています。

「日曜市に来るお客さんはこの人から買いたい、という買われ方をするので、その延長線上、その人の野菜を買う手段が増える」(堤さん)

今月13日の日曜市。ある女性を案内する、堤さんの姿がありました。静岡でやさいバスの取り組みを始めた加藤百合子さん。高知での実現に向け、日曜市を視察に訪れました。

加藤さんに、野菜をおすすめしていると・・・

生産者たちとふれあえるという日曜市の魅力を伝えるには、時間がいくらあっても足りません。加藤さんも興味津々の様子。やさいバスの普及で全国各地を見て回ってきた加藤さんから見ても、可能性は無限大です。

生産者のために。そして、消費者のために。「やさいバス」は、高齢化が進む高知の農業の、新たな形のひとつかもしれません。


業務完了前に業者に委託料払う 高知県職員3人懲戒処分

業者に作成を委託していた「まんが王国・土佐」のインターネットサイトをめぐり、サイトが未完成であることを知りながら委託料を支払ったなどとして、高知県職員3人が懲戒処分を受けました。

処分を受けたのは、まんが王国土佐推進課の主幹と課長補佐、産業振興推進部の副部長級職員の合わせて3人です。県によりますと主幹は今年3月、業者に作成を委託していた「まんが王国・土佐」のインターネットサイトをめぐり、まだサイトが完成していないことを知りながら、業者に虚偽の請求書を提出させました。また、課長補佐らは、サイトが完成していないことを知りながら、請求書を決裁したということです。県はこれらの行為は、県民の県行政に対する信頼を損なうものだとして3人を戒告処分にしました。

県の徳重覚総務部長は、「今後、すべての県職員に対し法令の遵守と公務の適正な執行について改めて徹底してまいります」とコメントしています。


高知赤十字病院跡地へマンションと量販店

高知市新本町の高知赤十字病院の跡地にマンションと量販店が建設されます。人通りの増加や、住みやすさの向上に期待が寄せられています。

高知市新本町の高知赤十字病院の跡地では10階建てのマンションが建設される予定です。マンションは敷地面積がおよそ6000平方メートル、88室が入る予定で、県内では初めて量販店の「エースワン」が併設されます。

新本町ではおととし5月に高知赤十字病院が秦南町に移転して以降、向かい側にあった量販店も撤退しました。近くに店を構えるケーキショップの店主は、人通りが減ったことを実感していると話します。

「スーパーで買い物帰りのお客さんが立ち寄るケースがあったが高齢者が多くて足が不自由だから、スーパーの近くにあるから(店に)来ていた人もいたがそういう人が立ち寄る機会が無くなってしまって、少しお客さんが減ったかなというのは感じる。(建設は)すごく喜ばしい。スーパーやマンションができることによって人通りも多くなるし、地域の活性化にもつながると思うので自分としても楽しみ。」(パティスリー モンスリール 谷山公啓さん)

マンションは再来年の4月に完成する予定で、あさってから販売がスタートします。量販店の出店時期は未定です。


移動販売で「地域見守り」へ協定

中山間エリアを中心に車で「移動スーパー」を展開する量販店が、高知県警と地域の見守り活動を強化するための協定を結びました。

協定を結んだのは、量販店「サニーマート」です。サニーマートは、中山間エリアを中心に移動スーパー「とくし丸」での販売事業を展開しています。県警によりますと、特に中山間エリアでは交番や駐在所だけでは住民の対応に限界があるため、このほど協定を締結し、移動スーパーの地域密着性を生かした見守り活動に力を入れることになりました。協定の締結によって移動スーパーの販売員は、事件・事故に巻き込まれそうな人を一時的に保護したり、ドライブレコーダーの映像を県警に提供したりする役割を担います。

サニーマートではこれまでに24台の移動スーパーで販売事業を展開していますが、きょうは協定の締結を受けて、新たに導入される25台目の移動スーパーにステッカーが貼られました。

「子どもの見守り活動や、高齢者などを事件・事故から守る活動に積極的に関わっていきたい」(新しい移動スーパーの販売員 箭野貴是さん)

サニーマートでは、全ての移動スーパーにドライブレコーダーを完備するほか、店舗の入り口にもステッカーを貼り、「地域の安全・安心に貢献したい」としています。