KUTVニュース

新型コロナ 高知県で1人死亡・5人感染確認

高知市の高齢者施設で新型コロナのクラスター感染が発生したことをめぐって、治療を受けていた患者一人が死亡しました。また感染が確認された職員の濃厚接触者となっていた保育園児ら5人の感染が新たに確認されています。

県によりますと、死亡したのは高知市に住む80代の女性です。この女性は、クラスターが発生した高知市の高齢者施設でデイサービスを受けていて、今月1日に陽性が判明。その後、高知医療センターへ入院しましたが、4日になって、症状が重くなり、死亡したということです。また高齢者施設で感染が確認された職員の濃厚接触者となっていた保育園児2人をはじめあわせて4人の陽性が判明。さらには、感染経路不明の70代の男性も陽性であることが分かり、新たに5人の感染が確認されました。

これで県内での感染確認は900人を超えました。


「つなぐ、つながる 」防災グッズ コロナ禍で需要に変化

高知市の量販店には、防災グッズのコーナーが設けられています。新型コロナウイルスの影響で売れる商品にも変化が見られます。

高知市のイオンスタイル高知では、毎年この時期に、防災グッズのコーナーを設けています。東日本大震災が起きた3月、防災グッズの売り上げはほかの月と比べて、倍になるということです。売れ筋は、家具転倒防止用のポールや、火を使わずに調理できるアルファ米などの防災食ということですが、このほかにも最近、売り上げが伸びているものがあるといいます。

「最近売れ始めているのは携帯用のトイレ」(イオンスタイル高知 山岸正憲マネージャー)

新型コロナウイルスの影響で車中泊での避難を選択する人が増える中、携帯トイレの需要が高まっているといいます。

「コロナ禍で車での外出が増えたことや、防災への備えとして増えていると思う。いつ起こるかわからないので、常にみなさんには備えてもらって、長期間保存できるものにも賞味期限があるので、家にある商品も確認して期限が切れそうなものは買い替えて備えてほしい。」(山岸マネージャー)

イオンスタイル高知は、今月14日まで、防災グッズコーナーを設置しています。


医療従事者ら対象 優先接種用のワクチンが到着

新型コロナウイルスのワクチンの接種をめぐって、高知県内では先月から医療従事者への先行接種が行われていますが、これに続く優先接種のワクチンが県内の医療機関に到着しました。

新型コロナの優先接種は、医療従事者と救急隊員・保健所職員といった自治体職員、あわせて3万800人を対象に行われます。優先接種用のワクチンは超低温の冷凍庫が設置された県内10か所の医療機関で保管されることになっていて、5日はこのうち、高知医療センターとJA高知病院にワクチンが到着しました。JA高知病院に届いたワクチンは975回分で、院内の医師や看護師ら323人に接種される予定です。ワクチンは周辺の嶺北中央病院と南国中央病院にも分配されることになっています。

「弱者の方・高齢者の方が接種しなければならない中、医療従事者を優先して頂いたことにただ感謝の言葉しかない。国民の皆さまが、医療従事者が率先して打つことで安心して頂けたら、それが一番。安心して(ワクチンが)広まっていけばと思う」(JA高知病院 都築英雄院長)

優先接種用のワクチンは今月中に国から9750人分が供給されることになっていて、接種は今月8日から始まる予定です。


コロナ禍で誓う新たな旅立ち 専門学校で卒業式

5日は二十四節気のひとつ「啓蟄」。春の訪れを感じると共に、旅立ちの季節でもあります。高知市の専門学校で5日、合同卒業式が行われました。コロナ禍で学んだ一年。卒業生は希望を胸に新たな一歩を踏み出しました。

合同卒業式を行ったのは、学校法人龍馬学園が運営する「高知情報ビジネス&フード専門学校」と「国際デザイン・ビューティカレッジ」、「龍馬看護ふくし専門学校」の3校です。昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、卒業式を各学校の教室で行いましたが、今年度は393人卒業生のみ出席し、合同で行うことになりました。式では社会へと旅立つ卒業生たちに力強いメッセージが送られました。

「険しい道のりでも、キャリアアップを目指して努力を続けることがなにより大切です。専門知識と人間性豊かに、地域・国家・国際社会に貢献する職業人に成長されることでしょう。」(龍馬看護ふくし専門学校 野町裕校長)

卒業証書授与では本来なら一人一人の名前が読み上げられますが、感染防止のため取り止め、代表者に手渡されました。龍馬学園ではコロナ禍になってから早い段階でリモート授業に切り替えるなど対策をとったことで、3校の就職内定率は94%と高く、このうち76%は県内での就職です。社会へと旅立つ一人一人が前を向き、大きな一歩を踏み出します。

「とにかくがむしゃらに頑張ってきた感じです。十分に努力が出来たという感じています。」
「難しい資格とかも取れなかったり、それでも友人の支えがあって卒業できました。2年間大変なことの方が多かったけれど、無事卒業できてうれしかったです。」
「社会人になったら、今まで学んできたことを生かして、社会に貢献できるように頑張りたいと思っています。笑顔いっぱいの先生になれるように頑張りたいと思っています。」(卒業生達)


高知県内 有効求人倍率は2か月連続で1倍台

高知労働局は今年1月の雇用失業情勢を発表しました。有効求人倍率は2か月連続で1倍台となっていますが、高知労働局はコロナの影響に引き続き注意が必要だとしています。

高知労働局は1月の雇用失業情勢について「緩やかに持ち直している」としつつも、「新型コロナが雇用に与える影響に注意する必要がある」と発表しました。有効求人倍率は1.06倍で、前の月に比べ0.06ポイント上回りました。去年12月、8か月ぶりに1倍台となり、2か月連続です。コロナ禍の支援状況については、雇用調整助成金と緊急雇用安定助成金の支給決定件数が、先月12日時点で1万491件にのぼっています。

雇用調整助成金の特例措置は当初、先月末までの予定でしたが、来月30日まで延長しています。詳しくはフリーダイヤル0120-60-3999にお問い合わせください。