テレビ高知放送番組審議会

第522回 審議会だより

第522回 審議会議事の概要


1.開催年月日

2019年3月1日(金)

2.出席委員(敬称略)

委員長 佐竹 新市
副委員長 池田 あけみ
委員 入交 英太
奥村 興二
中田 由季
大家 賢三
野並 良寛
会社側出席者 井上 良介(代表取締役社長)
久禮田 徹(専務取締役 放送番組審議会担当)
横山 雄一(役員待遇編成営業局長)
尾﨑 泉(テレビ高知映像専務取締役)
事務局 吉本 龍二(事務局長)

3.議事の概要

(1)議題

【番組の合評】
「ダイドードリンコスペシャル いなきさんのスピリット ~八代青年奉納歌舞伎~」
【放送日】
平成30年12月02日(日) 14:30~15:24放送

(2)審議の概要

上記番組視聴の上、批評
次回定例会の確認
その他報告事項


(3)上記議題に対する各委員の意見の概要は次の通り

  • 300年近く続く伝統ある祭りが身近にあったとは知らなかった。県内でも数少なくなった地芝居(農村歌舞伎)の映像は貴重な記録と思う。今後も継続して様々な祭りを取り上げて欲しい。
  • 視聴後の気持ちが良くなるレベルの高い番組で、青年団の若者たちが頑張っている姿、地域の方々の心意気、舞台と観客間のコミュニケーションの良さ等を含め、その魅力が十分に伝わった。
  • 中川アナウンサーのナレーション、場面場面に流れる適切なBGMが番組にマッチしていた。普通の場合はナレーション量は少ない方が好ましいが、今回は情報量が多い目ながら気にならなかった。画面上のスーパー表示も適時・適量だったと思う。
  • 映像からは丁寧な取材と編集が感じられる。しかし、ナレーションのコメントに季節感や意味に誤りのある表現がいくつかあった。
  • 番組内では今は亡き「いなきさん」との思い出話の数々がバランス良く適量編集されてはいたが、タイトルで表示している“スピリット”が感じられるまでには至っていなかったかと感じられる。どちらかと云えば、タイトルとサブタイトルが逆の方が良かったのではないかと思われた。
  • 農村歌舞伎の今後の存続と共に、関連が深い「義太夫さんの後継者難」についても気に掛かった。
  • 毎回このシリーズ番組で感じることだが視聴者目線で言わせてもらうと、番組最後に出てくる「顔出しのご意見」に関しては、折角積み重ねてきた番組の視聴雰囲気を壊してしまうので止めた方が良いと思う。止む負えず出すとしても出し方に工夫が必要なのではないか。

など

モバイルバージョンを終了