岡村さんの高知大学にある研究室にディレクターと共に打合せに行った日のこと。
すでに私たちの到着を、研究棟の外で紳士然とした立ち姿で出迎えてくださいました。これまでも講演などでお会いしたこともありましたが、物腰の柔らかい方だなという印象。
そこから研究室に案内され、お部屋に入ると、抹茶と羊かんを出してくださり、打合せスタート。「研究者」という堅いイメージは全くなくて、ひとたび研究の話になると、目がキラキラ。
この打合せを経て、今回は研究者としての岡村さん、というよりは、「お人柄がにじみ出てくるようなトークにしたい」と思って臨みました。
研究と大好きな「釣り」が似ているとおっしゃる岡村さん、そのあたりから打合せのときと同じ、目の輝きが増してきて、今まで余り拝見したことがないような表情を見せてくださいました。
近い将来、必ず起きると言われる南海トラフ地震への「備え」についても、わかりやすく語って下さっています。
東日本大震災から12年。あの記憶を風化させないためにも、「ここばな」をご覧になって頂ければ幸いです。
(MC:和田敦子)