KUTVニュース

宣言解除・時短終了 高知の街に活気戻り始める

東京などに全国各地に出されていた緊急事態宣言が解除され、初めての週末でした。県内では高知市に出されていた飲食店などへの営業時間短縮要請が終了し、活気が戻ってきたようです。

「高知市帯屋町です。金曜日ということもあり、飲食店ではお酒を楽しむ人の姿も見られましたが、人の流れは少ないように感じます。」(吉丸広人アナウンサー)

先週金曜日。帯屋町アーケードの人の波はまだ、まばらでしたが…

「久しぶりに外出てみて、人はちょっと多いかなっていう印象はあります。」
「飲食店で働いてるんですけど、結構人も多くなったなとは思います。」(高知市民)

日中は久しぶりに大勢の人が行き交う姿が見られました。

さわやかな秋晴れの下、南国市の小学校では運動会が行われました。感染防止対策として、騎馬戦や綱引きなど人との接触が多い競技は取り止めたほか、ダンスと玉入れを合わせて1つの競技にするなど工夫を凝らしての開催です。この日のために練習を重ねてきたよさこいも披露され、コロナ禍でも思い出に残る運動会となりました。

「みんなが力を合わせて最高の運動会になりました。」(6年生)


「お~い、カメさ~ん!」(子ども)

土佐清水市の足摺海洋館「SATOUMI」では、県外団体客の予約も入り始めるなど、徐々に来館者が増えつつあります。

「やっときょう来られました。水族館が大好きなのですごくいいですね。」(四万十市から)

新型コロナの感染拡大や長雨の影響でこの夏の1日あたりの来館者数は去年に比べ大幅に減少。9月には100人に満たない日もあったといいます。しかし先月末、全国で緊急事態宣言が解除されたことに伴い、今月はすでに団体ツアーの予約が20件以上入っています。

「早くお客さんに戻ってきていただいて、周辺地域の活性化につながるような本来の館の目的が達成できる状況になればと思います」(足摺海洋館 新谷諭崇さん)


「普通のとおり(お金を)取って。一生懸命作りゆうがやき」(客)
「いつもそんなにいうていただいて」(出店者)

早朝から多くの人でにぎわったきのうの日曜市。地元客とのいつもの会話が聞こえる中、県外観光客の姿も目立ちました。

「食べ応えがあるのはどれ?」(客)
「やっぱり大きい方!」(出店者)
「じゃあちょうだい!」(客)

「すぐ食べなきゃですか?」(客)
「冷凍できます」(出店者)
「あ、じゃあ冷凍します」(客)

「喜ぶべきかなんというか。そうすぐにはコロナはおさまらんろうとは思うし、私らも出店させてもらいゆうけんどやっぱり人が来たらそれなりに、来てもらいたいけど心配も大きいです」(出店者)


こちらにも県外観光客の姿が。日曜日の開館はおよそ1か月ぶりとなった高知城です。

「一年位前から来たくて。緊急事態宣言も明けたのでこの機会に。ワクチンも打ったし、感染確認数も減ったし、宣言も明けたので、ようやく徐々に動き出してもいいのかなと感じた」(和歌山から)

活気が戻り始めた県内。感染の再拡大を起こさないためには、一人ひとりが感染防止対策を徹底するしかありません。


高知・土佐市の製紙会社 年間1億枚マスク用フィルター製造へ

日高村に新しく完成した製紙工場が本格的に稼働を始めています。工場では極めて細い繊維を使ったマスクのフィルターの製造が進められています。


本格稼働を始めたのは、従来の紙に新たな機能を付与した紙、機能紙の製造を行う廣瀬製紙の「ナノシア工場」です。廣瀬製紙は細さが髪の毛の1000分の1という繊維、ナノファイバーの特長を生かして、エアフィルターなどを製造してきました。この技術を応用したマスク用フィルターの需要が、コロナ禍で急激に高まったことから、新しい工場を建設しました。細かい繊維を不織布に吹き付けて加工する機械を設置した工場では年間1億枚のマスク用フィルターを製造する予定です。

「ナノファイバーという技術に15年時間を費やしてきているが、この技術を使って近隣の製紙会社を始めいろいろな会社とコラボしていくことで高知を活性化させたい。
(ナノファイバーは)非常に薄くできる、軽くできるとか少ない量で機能を発揮できる環境にも優しい材料になっていて今後はそういった分野にも応用できたら」

(廣瀬製紙 岡田祥司社長)

 

工場は現在平日のみ稼働していて、12月からは毎日24時間体制でフィルターの製造にあたるということです。


高知市の小学生 地域の食材で「長寿弁当」商品化へ

「おじいちゃん、おばあちゃんに長生きしてほしい」。そんな思いを込めて、高知市土佐山の小学生が、弁当づくりに取り組んでいます。きょうは自分たちで考えた献立の発表会が行われました。

高知市の土佐山学舎6年生の児童たちは、土佐山の食材を使った弁当をつくり販売する取り組みを行っています。弁当は、土佐山の魅力発信・お年寄りの健康を考えた長寿弁当という2つのテーマでつくります。子どもたちはきょう、プロのアドバイスをもらうために、管理栄養士の三谷英子さんに、自分たちが考えた献立を発表しました。今後、子どもたちは、三谷さんのアドバイスもとに弁当を商品化し、来年にもJAの直販所「とさのさと」で販売する予定です。

「緊張したけど、自分たちの弁当を発表するのが楽しくてみんなの案が伝われば良いな思いながら発表しました。アドバイスを受けてもっと良い弁当がつくれたらなと」(横山凜さん)

「課題を克服してかつ土佐山のPRになるよう頑張りたい」(石元堅太さん)

「小学6年生でしょ?すごくないですか?弁当作りを通し生きた勉強をして魂の中にふるさとへの気持ちが宿るすばらしい取り組み一緒にやっていくのが楽しみ」(管理栄養士 三谷英子さん)

さらに学校では、食育授業の一環として、土佐ジローの卵かけごはんに合うタレの開発も行っていて、きょうはユズや、アユのダシを使ったタレの試食会も行われました。こちらも商品化を目指しているということです。


新型コロナ2人感染確認

高知県内の感染状況です。きょうは新たに2人の感染が確認されました。連日一桁の感染確認が続いていることから、県は「9月の連休の影響はなかった」としています。

新たに感染が確認されたのは、高知市の50代男性と香美市の30代男性の2人です。いずれも症状は軽く、感染経路は分かっていません。先月の連休が感染状況にどのような影響を与えるか懸念されていましたが、連日、一桁の感染確認が続いていることから、県は「連休の影響はなかった」との見解を示しました。また県はきょう、「1人の患者が重症化した」と発表しました。新たな重症患者は先月9日以来で、25日間発生しなかったことについて県は「ワクチン接種の効果が表れた結果」と分析しています。

県内の感染確認は4110人となりました。13人が医療機関に入院していて、重症と中等症はそれぞれ2人となっています。宿泊療養施設には10人が入っています。県は対応の目安を警戒で維持しています。


社会人ラグビートップチームが来高

社会人ラグビーの名門チーム「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の選手たちが初の高知キャンプのため来高しました。

きょう来高したのは「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の選手・コーチら48人です。高知龍馬空港では元日本代表の堀江翔太選手らに花束が手渡されました。

「埼玉パナソニックワイルドナイツ」は、ラグビー日本選手権で6回の優勝を誇る名門チームで、多くの日本代表選手が在籍しています。稲垣啓太選手は宮崎での日本代表候補合宿に参加しているため来高していません。選手たちを一目見ようと空港にはラグビーファンが詰めかけ、中には堀江選手からサインをもらい涙ぐむ子どもたちの姿も。

「堀江選手が大好きなのでサインがもらえてよかったです。プレーとか力強いところが好き。」(訪れたファン)

「埼玉パナソニックワイルドナイツ」の高知キャンプは、今月8日まで春野総合運動公園で行われ、練習の様子は一般公開されます。