KUTVニュース

コロナ禍乗り越え社会へ  専門学校でも卒業式

高知市の高知開成専門学校でも卒業式が行われ、プログラミングのシステム開発や看護などについて学んだ53人が卒業しました。

式は、卒業生や保護者が着席する椅子の間隔を開けて行われ、式の様子もライブ配信されました。そして、氏原知郷学校長が「先の見えない時代が続くが、時代の変化に対応してほしい」と卒業生を激励しました。今年の卒業生の就職内定率は95%で、看護科は全員が県内の医療機関に就職します。

新型コロナの影響で、オンライン授業や校内実習など例年とは違った学校生活を過ごした卒業生は、コロナ禍を乗り越え社会への一歩を踏み出します。


高知県南国市で愛された「浜すし」が破産申請

新型コロナの影響を受けての破産です。高知県南国市を中心に県東部の宴会場として親しまれてきた「浜すし」が、高知地裁に自己破産を申請したことがわかりました。負債総額はおよそ5億4000万円です。

東京商工リサーチによりますと、浜すしは1978年に創業し、宴会や仕出し、ブライダル事業を行ってきました。南国市では、トップクラスの事業規模を誇り、1990年代の後半には10億円を超える売り上げを計上した年もありました。しかしその後、人口の減少や競合激化で利用者が大幅に減少。さらに新型コロナの影響で経営が悪化し、去年の売り上げは2億5000万円まで落ち込んでいました。また、今年1月には前社長が死亡し、先月に営業を停止しました。先行きの見通しが立たないことからきのう高知地裁に破産を申請したということです。負債総額は、およそ5億4000万円ということです。


被災地語り部とオンライン交流

東日本大震災の発生から10年となったきのう、記憶を風化させてはならないとして高知市の自主防災組織が竹灯籠を灯し哀悼の意を捧げました。

高知市下知地区では、昨夜自主防災組織で結成する減災連絡会が地区の公園に311の数字を描いた竹灯籠を並べました。

会のメンバーは、過去から得た教訓を途切れることなく未来へ繋いでいこうと、黙とうを捧げました。

その後は、地区の津波避難ビルに指定されているコミュニティセンターへ移り、宮城県名取市で震災を体験した語り部の格井直光さんとオンラインで意見交換を行いました。

格井さんの住む閖上地区は津波による壊滅的な被害を受けました。

格井さんは、震災のおよそ半年後に「閖上復興だより」という情報紙を作り、8年半の間、復興への希望を発信し続けました。格井さんは地域のコミュニティでつくる自主防災組織の大切さを訴えました。

下知地区減災連絡会は地域で一丸となって南海トラフ地震に備えたいと話しています。


公立中学校で卒業式

高知県内のほとんどの公立中学校で卒業式が行われ、卒業生は感謝と希望を胸に学び舎をあとにしました。

高知市の一宮中学校では172人が卒業の日を迎えました。卒業式は新型コロナの感染拡大防止のため、在校生や来賓の出席を取りやめ、時間も短縮されました。

田所和仁校長は3年間を「生き方の基礎を作る大事な日々だった。」と振り返り、今後の活躍を期待し「成功の裏には必ず努力がある。」とはなむけの言葉を贈りました。

「一番は親(に感謝している)。この3年間、迷惑をかけてきたので、今の自分の頑張った姿を見せて変わったなと言ってもらえたらうれしい。」
「高校に入学したら部活、サッカーを頑張って、かつ勉強も頑張って両立していきたいです。」(卒業生)

県教育委員会によりますと、県内ほとんどの公立中学校できょう卒業式が行われたということです。


新型コロナ 高知県内で新たに1人感染確認

新型コロナウイルスをめぐり高知県内で新たに1人の感染が確認されました。

新たに感染が確認されたのは中央東福祉保健所管内の80代の女性です。今月8日に感染が確認された80代女性と同じ老人保健福祉施設に入所していて、濃厚接触者となっていました。きのう微熱や咳などの症状があり検査したところ、陽性が判明しました。症状は軽く、きょう高知医療センターに入院しました。

施設では今月6日に30代女性職員の感染が確認されていて、合わせて3人の感染が確認されたことになります。濃厚接触者を含む同じフロアの入所者37人と施設職員37人が検査を受ける予定です。

県内で入院を必要とする患者は18人で、3人が重症、1人が酸素投与が必要な中等症となっています。県は対応の目安を引き続き「注意」としていて、感染防止対策をとるよう呼びかけています。