KUTVニュース

中学生が手漉き卒業証書づくり 高知・土佐市

高知県土佐市の中学校で、地元の伝統工芸品を活かした、思い出に残る卒業証書作りが行われています。

高岡中学校の生徒たちが体験したのは、土佐市の伝統工芸、紙漉きです。学校では毎年、卒業を控える3年生が手漉き和紙の卒業証書を制作します。今年度の卒業生は126人。紙漉き体験は初めてという生徒もいて、紙漉き和紙で「土佐の匠」にも認定されている石元健昇さんらの指導を受けながら、一枚一枚丁寧に漉いていきました。

「卒業やね~おめでとう。」(石元さん)
「ありがとうございます。」(生徒)

50年ほど前から行われている、高岡中学校の伝統行事。1975年の卒業証書を漉く生徒たちの映像が残っていました。生徒たちに「伝統工芸品を知り、地元に感謝の気持ちを持ってもらいたい。」と今も受け継がれています。姉妹校である北海道江別市の中学校の卒業証書も制作していて、生徒たちは2日間かけて、およそ300枚を漉く予定です。

「上手く作れたらいいなと思って(漉きました)。一つ一つの作業をちゃんとしないと崩れてしまったりして難しかったです。」(小林大夢さん)

「土佐市の伝統的な文化である土佐和紙を体験できることがすごく貴重だなと思いながら、体験しました。重たくてとてもビックリしました。自分が漉いたものだと思ったら嬉しくてワクワクします。」(石元萌愛さん)

生徒たちが作った温かみのある卒業証書は、3月12日の卒業式で手渡されます。


災害時の避難所支援 高知県内で福祉の専門チームが発足

災害時、避難所で配慮が必要となる人たちを専門的に支援する組織、「DWAT」が発足しました。

DWATは、介護福祉士や看護師など福祉の専門職が6人ほどでチームを組み、避難所で高齢者や障がいがある人など配慮が必要な人に対し福祉的な支援を行う専門チームです。東日本大震災で3700人以上が震災関連死したことなどをきっかけに発足。2016年の熊本地震や2018年の西日本豪雨の際、避難所に派遣されています。高知県内では今年初めて発足することとなり、きょう研修会が開かれました。研修会には70人が参加し、二次被害を防ぐため主体的に行動することや、相手に合わせて柔軟に対応することの重要性について学んでいました。

「災害はテレビでしか見ていないが自分の身に起きた時に自分以外の人を支援できるということを学びたいと思い参加した。」(介護福祉士)

「災害が起きた時利用者をどのように守ってあげられるか、地域の人が来たときにどのようなことができるか学びたくて参加した。看護師なので、自分ができる医療も踏まえ介護の人たちと一緒に支援していきたい。」(看護師)

参加者は研修後、「災害派遣福祉チーム員」として県の認定を受け、主に県内で災害が発生した時、避難所での支援にあたります。


新型コロナ 7日連続2桁感染確認「特別警戒」に

1週間連続での2桁となりました。新型コロナをめぐって、新たに18人の感染が確認され、高知県は対応ステージを「特別警戒」に引き上げました。

「市中感染が高知市以外にも広がってきている印象があるので外出等延期できる場合は夜の会食とか延期していただけたらと考えています。」(高知市 岡﨑市長)

県と高知市によりますと、県内で新たに20代から90代の男女18人の感染が確認されました。このうち感染経路不明は10人で、昨日に続き、数の多さが目立っています。またこれまでに感染が確認された人の接触者として陽性が判明したのは、8人となっていてきのう感染が明らかになった室戸警察署の警察官の濃厚接触者となっていた別の警察官も含まれています。新たに分かった警察官は県警本部地域課に勤務する30代男性で、室戸署の警察官と複数回にわたって会食をしていたということです。さらに幡多地域では、介護施設の看護師の感染が確認されていましたが、この施設を利用していた70代から90代の女性3人も感染が確認されています。18人はいずれも軽症または無症状だということです。

県内では、これまでに281人の感染が確認されていて、現在116人が治療しなければならない状態で1人が重症となっています。

感染確認の急増に伴い、県は感染症対策本部会議を開き、「対応の目安」となるステージを、これまでの「警戒」から「特別警戒」に引き上げました。これに伴い、会食をする場合は「4人以下で2時間以内」としたほか、高齢者など重症化の恐れが心配な人についてはアルコールを提供する飲食店への外出を控えるよう呼びかけています。

県内で新たに18人の新型コロナ感染が確認されたことを受けて、県は濵田知事をトップとする対策本部会議を開きました。県は対応の目安となるステージを、これまでの「警戒」から「特別警戒」に引き上げ、会食に関して「小規模グループかつ短時間」と県民に呼びかけることにしました。具体的な数字としては他県の事例を参考に「人数は4人以下、時間は2時間以内」としました。また、高齢者や基礎疾患のある人に対しては、アルコールを提供する飲食店への外出を控えることも呼びかけています。

 


新型コロナ・高知県内6日連続で2桁感染確認 8日は17人

高知県内での新型コロナウイルスの感染確認は6日連続の2桁となりました。県内では新たに17人の感染が確認されましたが、このうち14人が感染経路不明となっていて、室戸警察署の男性警察官、高知追手前高校吾北分校の男性教職員が含まれています。

「全体で17名の感染者が確認されており、このうち高知市内が13名。市中感染が非常に広がってきているということがうかがえます」(岡﨑誠也高知市長)

きょう県内で新たに感染確認が発表されたのは、高知市をはじめとする20代から70代の男女合わせて17人です。このうち14人が感染経路不明、3人がこれまでに感染確認された人の接触者または濃厚接触者となっています。17人はいずれも軽症です。感染経路不明の人の中には高知追手前高校吾北分校の男性教職員が含まれていて、生徒に濃厚接触者はいませんが、部活動で指導をしていた3人の生徒が健康観察をしているということです。学校は執務室などを消毒していて、通常通り運営するということです。また、室戸警察署に勤務する30代の男性警察官も感染経路が分かっていません。男性警察官は、先月から今月4日まで県警本部で研修を受けていて、県警は、施設の一部を消毒したということです。県内での感染確認は263人となり、103人が治療が必要な状態です。また、入院している人のうち3人が酸素吸入が必要な中等症だということです。

今月に入ってから感染が発表された人のうち、42.5%にあたる45人が、感染経路不明となっています。


高知県産ショウガを使ったチョコレートが販売・味は「超辛口」?

高知市の直販所で県産のショウガを使ったチョコレートの販売がきのうから始まりました。「超辛口」ということですがそのお味は。

きのうからJA高知県の直販所「とさのさとAGRI COLLETTO(アグリコレット)」で販売が始まったのは、「超辛口生姜チョコ」です。日高村で加工食品の販売などを行う企業と「とさのさとAGRI COLLETTO」が共同で開発しました。甘さ控えめのホワイトチョコレートと共に、香美市土佐山田町産の黄金ショウガや土佐一ショウガをブレンドしたショウガパウダーを5パーセント使っています。新型コロナに負けず、地域の人たちに食を通して楽しさや驚きを提供したいと開発されました。「超辛口」ということですが、買い物客の反応は。

「すごくおいしいし、後味がピリッとしておいしい。」
「辛すぎず食べやすい。ワインとかに合いそう。とても食べやすい。」
「ピリッと辛口だが、チョコレートと(ショウガが)よく合う。」(客)

「子どもから高齢者まで、さまざまな人に食べてほしい。」(株式会社エスエス 坂本守正社長)

「超辛口生姜チョコ」は、高知市の「とさのさとAGRI COLLETTO」のほか、日高村の「村の駅ひだか」やいの町の「土佐和紙工芸村くらうど」で販売されていて、今後は県内の量販店や県外での販売も予定しているということです。