KUTVニュース

新型コロナ 過去最多の36人感染確認

新型コロナをめぐって一日あたり過去最多の36人。高知市の病院ではクラスターも発生し、これまでに県内で感染が確認された人は、400人を超えました。TBS系列で作るJNNのまとめによりますときょう午後5時半現在で全国で一日あたりの過去最多を更新したのは、高知のみとなっています。

新たに感染が確認されたのは20代から80代の男女36人です。感染経路が分かっていないのは12人となっていて、全員、症状は軽いということです。この36人のうち17人は高知市の細木病院の入院患者と看護師らです。入院患者が13人、看護師らが4人となっていて、精神疾患患者の入院病棟でクラスターが発生しました。このほか、看護師2人の感染が確認されていた南国市の南国中央病院では、80代入院患者の、また高知市の高知赤十字病院では、50代女性看護師の感染がそれぞれ確認されています。

きょうまでに県内で感染が確認された人は400人をこえました。現在、159人が入院が必要な状態で1人が重症、7人が中等症となっています。

クラスターが発生した細木病院は先ほど会見を開き、深田順一院長は次のように述べました。

「病院をあげて感染防止に取り組んできた。われわれとしても痛恨の極み」(細木病院 深田順一院長)

細木病院では今年3月、30代の女性職員の感染が確認されたことを受け、院内に対策チームを設置。感染防止対策を徹底する中でのクラスター発生となりました。

クラスターが発生した精神疾患患者の入院病棟には現在26人が入院していて、今回陽性と確認された13人以外は検査の結果、陰性で、職員15人が検査中だということです。

「早く情報公開し、地域の方々と共に病院機能の維持頑張っていきたい」(深田院長)


元阪神 藤川球児さんが母校・高知商業高へ

先月10日に引退したプロ野球元阪神の投手、藤川球児さんが母校の高知商業高校を訪れ、後輩たちに熱いエールを送りました。後輩たちは、コロナ禍を生き抜くための大きなヒントを得たようです。

プロ野球・元阪神の藤川球児さんは先月10日、22年間の現役生活にピリオドを打ちました。藤川さんはきょう母校の高知商業高校を5年ぶりに訪れ、後輩たちにエールを送りました。高知商業では全校生徒およそ830人が、藤川さんのダイナミックな投球フォームが描かれた巨大パネルを作り、10月の文化祭で披露しました。1クラス1枚を担当し、24枚のパネルをつなぎ合わせて手がけた作品には、「コロナ禍で頑張る人たちに感謝しよう」という思いが込められています。パネルは文化祭が終わった後、処分される予定でしたが、藤川さんが自分の目で見て生徒たちに感謝の気持ちを伝えたいという思いから、きょうまで取っておいてほしいと高校に伝えていました。きょう藤川さんは、生徒たちを前に「みんなが時間を割いて作ってくれたもの。このありがたい気持ちを忘れない。」と話した上で、後輩たちに熱いメッセージを送りました。

「モチベーションが下がったときに、上げることを意識するんじゃなくて、仲間・家族に支えてもらいながらやっていくことが大切だとわかった。」
「気さくな方で嬉しかった。何もできないから動かないのではなく、自分たちから挑戦していかなければいけないと感じた。来年就職するので勉強していきたい。」(生徒たち)

偉大な先輩からのエールを胸に、生徒たちはコロナ禍でも前向きに強く生きていこうと決意を新たにしていました。


来年はいい年に 高知・潮江天満宮で破魔矢づくり

今年も残すところあと2週間あまりとなりました。高知市の潮江天満宮では新年に向けて、おとといから魔除けと開運の縁起物・破魔矢づくりが進められています。

破魔矢づくりが始まったのは、高知市の潮江天満宮です。こちらでは年末にかけて破魔矢などの縁起物およそ1万4000体を作っています。破魔矢には魔除けや開運の効果があり、神棚や床の間、あるいは清らかな高い場所に飾るものとされています。おとといは氏子ら8人が竹でできた矢に短冊や来年の干支・丑が描かれた絵馬を取り付けていました。

「今年は大変な年だったので、来年は早く落ち着いて、穏やかな日々が送れるようにと思って作っています。幸せな一年を願ってます。」(氏子)

正月三が日には例年20万人の初詣客が訪れる潮江天満宮では、今年は鈴緒を鳴らすのを禁止するなどの感染防止対策を検討しているということです。天満宮は今月24日に煤払いや大しめ縄の取り付け、25日には門松の飾りつけが行われ、新年を迎える準備が整います。


高知県内・新型コロナ感染拡大止まらず 飲食業に再度時短要請

感染拡大に歯止めがかかりません。高知県内では新たに小学生を含む11人の感染が確認され、きょうまでの1週間の数は100人を超えました。これを踏まえ県は、あさって16日から飲食店などに対し、4月以来となる営業時間の短縮を求めることとしました。

県内で新たに感染が確認されたのは小学生2人を含む10代から60代までの男女11人で、全員が軽症です。感染経路が分かっていないのは2人で、このうち20代の男性は香南市の高齢者施設「三宝荘」の職員ですが、いまのところ、入所者に発熱はないということです。また小学生2人はきのう感染が発表された40代女性の子どもで「二人が通う学校に濃厚接触者にあたる人はいない」とみられています。また看護師の感染が確認された南国市の南国中央病院をめぐっては患者や同僚ら45人がPCR検査を受けていて、きょうまでに15人の結果が判明。20代女性看護師の陽性が確認されていて、残りの30人については、検査中です。県内での感染確認は368人となり、高齢者を中心に、重症が一人、中等症が7人であわせて148人が治療が必要な状態となっています。

1週間の新規感染確認の数が100人を超えたことから、県は対策本部会議を開き、今年4月以降、2度目となる、飲食店などへの営業時間の短縮を求めることを決めました。対象は、スナックやバー、居酒屋のほか、旅館やホテルの宴会場など、飲食提供の場、さらには、カラオケボックスと、ライブハウスです。期間はあさって、16日から30日までの15日間で、午後8時から翌朝5時までを休業するよう求めています。一方、営業時間短縮に協力した事業者に対しては、一日あたり2万円、最大で30万円の協力金を支給する方針です。県は、あすから相談窓口(088-823-9809)を設置し、21日から、申請の受け付けを開始。来年、1月はじめごろから協力金を支給する考えです。

事業者への営業時間の短縮要請は今年4月末からGW期間に行われて以来、2度目となります。


高知・中土佐町特産のイチゴのビール あすから発売

高知県中土佐町の道の駅では、特産のイチゴを使ったビールの販売があすから始まります。ビールが苦手な人でも飲みやすく、スイーツとの相性もぴったりだということです。

「なかとさ苺ビール」を開発したのは、中土佐町の「道の駅なかとさ」を運営するSEAプロジェクトです。SEAプロジェクトは、カツオの一本釣りで有名な中土佐町の隠れた特産品であるイチゴで地域おこしにつなげようと、これまでに苺大福やソフトクリームなどを開発してきました。今回開発した「なかとさ苺ビール」には1本330ミリリットルあたりおよそ100グラムのイチゴが使われ、ビール特有の苦味が抑えられていることから、ビールが苦手な人でも飲みやすい味に仕上がっています。食前酒として楽しめるほか、生クリームを使ったスイーツなどとの相性もぴったりだといい、クリスマスにケーキを食べながら頂くのもおすすめだということです。

「開封したときに苺の香りがすごくして、飲んでいる間も苺を感じられる。クリスマスの時期なので、ストロベリークリスマスとして大切な方と一緒に飲んでほしい」(マルシェなかとさ林世伊羅店長)

「なかとさ苺ビール」はあすから道の駅なかとさで300本が販売されます。来月以降は増産し、インターネットでも販売されるほか、町のふるさと納税の返礼品として出品されることになっています。