KUTVニュース

子どもたちがソーラーカー作り

夏休み中の子どもたちが親子でソーラーカーを作る教室が高知市で開かれました。

この教室は、子どもたちに電気に興味を持ってもらい、電気を安全に使ってもらおうとおよそ10年前から毎年開かれています。

主催した塩見記念青少年プラザでは、新型コロナの影響で4月以降のイベント事業をすべて見送っていて、きょうが、初めての開催。感染対策として募集人数を減らしたことから、例年のおよそ半分となる親子連れら15組が参加しました。

まずは四国電気保安協会の職員がクイズを出題。クイズに出てきた保安協会のマスコットキャラクターがサプライズで登場し、子どもたちを驚かせました。

この後、子どもたちは、ソーラーカー作りに挑戦。保護者や職員の助けも借りながらおよそ20個のプラスチックのパーツを組み合わせて、完成させました。

高温多湿の夏の時期は感電や電気事故が発生しやすく、8月は「電気使用安全月間」に指定されています。四国電気保安協会は、感電を防ぐために濡れた手でコンセントを触らないことや、台風などで切れた電線に触らないよう呼び掛けていました。


高知けいばの騎手と子ども達が稲刈り

高知県南国市で、高知けいばの騎手と子どもたちが、稲刈りを体験しました。自分たちが植えた稲を刈り取った子どもたちは、収穫する楽しさや、稲の成長の喜びを感じていました。

高知けいば騎手会は、社会活動の一環として、子どもたちと一緒に毎年、稲作体験を行っています。今年も4月はじめに、南国市の米農家・吉本正仁さんの田んぼで田植えを行いました。品種はコシヒカリで、米の名前は、「ファーストキッス」。名付けたのは、今年、14年連続年間200勝の新記録達成がかかっている高知競馬所属の赤岡修次騎手です。人々のつながりや輪が広がるようにという願いを込めています。

田植えから4ヵ月…一本一本丁寧に手植えされた稲は立派に成長し、黄金色に実っていました。

きょうは、赤岡騎手をはじめ21人の騎手と、2歳から小学6年生まで18人の子どもたちが、稲刈りを行いました。例年は機械も使って稲刈りを行いますが、感染を防ぐため、鎌で刈り取るだけの作業となりました。子どもたちは、騎手のアドバイスを受け、力いっぱい刈っていきました。

収穫された米は、高知市の児童養護施設や特別支援学校などに寄贈される予定です。


全国の高校生が書とイラストで交流

書道に励む高知県内の高校生が全国の生徒と交流を深め、仁淀川を舞台に、高知の魅力を発信することになりました。

ウェブ開催となった高知総文では書道部門の交流会を行っています。具体的には、全国280校の高校生が、『おらんくのえいとこみせちゃおき』をテーマに、それぞれが暮らす地域の自慢や魅力を書で表しました。水に強いとされる不織布に書かれていて、きょうはそれらをまとめた作品が、仁淀川に浮かべられました。書の背景に描かれているのは高知の観光名所=桂浜や坂本龍馬、総文祭りのキャラクターです。これは、県内の高校生が描いたイラストで書とイラストのコラボレーションとなりました。県内から書の作品が採用された高知小津高校3年の中内さんは…

実行委員で高知西高校2年の麻岡さんは、「全国の高校生と会えないからこそ絆を感じた」と話します。

きょうの模様は、動画が撮影されていて実行委員会は今月中を目途にウェブ上に掲載する予定です。一枚一枚に込められた高校生の熱い思いは、涼やかな仁淀川とともに全国に届けられます。


自動車学校がドローン分野に参入 高知・須崎市

農業や建築などさまざまな分野でドローンの活用が進んでいます。こうした中、意外な業種からの新規参入も始まっています。人口減少の中で未来を見据えた、ある企業の新たな挑戦を取材しました。

高知県内で初めてドローンを学ぶスクールを始めた自動車学校が高知県須崎市の須崎自動車学校です。先月末から、ドローンの操縦と、安全管理の、2つのカリキュラムを開設しました。近年では、農業や災害対応、輸送、建築業など、様々な分野でドローンのニーズが高まっています。こうした事を踏まえ、須崎自動車学校は、このほど国交省に認定されドローンスクールを管理している団体JUIDAの認定スクールとなりました。

なぜ、自動車学校がドローン分野に参入したのか。背景には、少子高齢化の影響があります。こちらでは、一年を通じて高齢者講習を行っていますが、例えば、高校生や大学生といった若者の免許取得は年度末が繁忙期で、それ以外の時期は学校としての収入も減少。加えて、免許を取得する人自体が、年々、減少傾向にあることから、JUIDAと手を組み、ドローンという新たな分野に活路を見出そうとしています。

こちらでのカリキュラムは、3日間の日程で、法律や気象などを学ぶほか、実際に離着陸の操作方法や、安全管理のあり方を身に着けます。集中的に行うため短期間で様々な知識と技術を習得することができるほか、「安全管理の意識」を最大限に高めることができるといいます。

「車」に加えて「空からの操縦」という異業種への新規参入。人口減少の中、生き残りをかけた自動車学校の新たな挑戦が始まりました。


子どもたちに笑顔を 手作り竹とんぼ

今月から高知市の桂浜水族館や桂浜公園内の土産物店などで買い物をした人たちに竹とんぼが配布されています。思いがこもった手作りの竹とんぼ。もともとはよさこい祭りで配られていたものでした。制作者の思いを取材しました。

「竹とんぼプレゼントしてます。」
「やったー!」(女の子)

高知市の桂浜水族館の売店で買い物をした人にプレゼントされているのは竹とんぼです。

「竹とんぼの行き場がなくなっているので、子どもが集まる桂浜水族館で配布してもらえないだろうか、という話だったので。」(桂浜水族館 秋澤志名館長)

こちらの竹とんぼはよさこい祭りに33回連続で出場する「大津子ども会よさこいなるこ踊り子隊」が毎年、よさこい祭りで踊りを披露する際、踊りを見に来た人たちにプレゼントしていたものです。今年のよさこい祭りは中止となりましたが、大勢の人にこの竹とんぼを届けたいと、「大津子ども会」が桂浜水族館に3千本を寄贈しました。

「桂浜も観光地でコロナでお客さんも減っているので、桂浜全体で竹とんぼで盛り上げていこうかということで今回8月1日から配布ということで決めました。」

竹とんぼを作っているのは、「大津子ども会」で子どもたちの活動を献身的にサポートしている東山共一さん(70)です。今年のよさこいのために用意していた竹とんぼは、およそ1万3千本。すべて一人で制作しています。

(Q.感覚ですか)
「感覚やね。一年目のころは10本に1本は削りすぎて失敗しよったけど、今は(失敗は)100本に1本くらい。」(東山共一さん)

きっかけは2013年、60回目を迎えたよさこい祭りを「子どもが楽しめるものでお祝いしたい。」と考えたからだといいます。

「当時は一年でやめるつもりでしたけどね。」
(Q.それがもう今年で8年目に)
「一回目配った時に、配ってくれたスタッフの人が、よさこい終わってから『東山さん!』って呼んでくれて『竹とんぼすごい好評やったから来年もお願い!』と。」

今や「大津子ども会」の名物となった東山さんの手作り竹とんぼ。一年のほとんどを制作に充てる東山さんの両手には硬い豆が。今年のよさこいも開催されると信じ、作り続けていました。

(Q.よさこい中止と聞いて)
「ちょっとショックやったね、残念。」
(Q.自らの手で渡したかったというのはありますか)
「ありますよね。せっかく作ったから配りたいというのは。」
(Q.今回は少し違った形ですけどたくさんの人に届きますね)
「そうですね、それはありがたいと思います。結構作るのしんどいからやめたくなるなという気持ちはあるんですよ。そやけど、配った時に子どもが喜んでくれて『おんちゃんありがとう!』って言ってくれたら、もうそれだけやね。それで、来年も頑張ろうかなと。」

手渡す場所は違っても、「子どもたちの笑顔が見たい。」「大人たちに童心に帰ってほしい。」そんな思いが込もった手作りの竹とんぼは、今年もまた大勢の人の元に届けられます。