KUTVニュース

農家グループが育てたコスモス見ごろ 高知・宿毛市

けさの高知県内は冷え込み、ほとんどの観測地点で今季最低の気温となりました。宿毛市ではコスモスの花が咲き青空に映えています。

コスモスが一面に咲く、宿毛市山奈町の山田地区です。環境保全に取り組む地元の農家のグループ「山農会」が、地区を花で彩ろうと2年前から田んぼの一画をコスモス畑にする活動を行っています。今年は8月中旬に稲刈りを終えた後の田んぼを耕し、道路を挟んで2ヘクタールの範囲に種をまきました。台風などの影響も受けず、これまでになく順調に育ったということです。コスモスは今月上旬から咲き始め、今、見ごろを迎えています。

「大きいですね、花が。色々な花が混じってきれいですね。」(見物客)

けさの県内は本川で5.1℃、梼原で6.6℃、高知市で11.2℃など16観測地点のうち13地点で今季最低の気温となりました。宿毛市のコスモスは来月上旬まで楽しめそうだということです。


食品ロス削減へパネル展 高知市

本来食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を身近な問題として捉え、減らす意識を持ってもらおうと高知市役所でパネル展が開かれています。

このパネル展は10月の食品ロス削減月間に合わせて高知市が開いています。高知市では食品ロス削減のために「食品を残さず食べる」「料理を作りすぎない」などの工夫をしている人が98%と、全国に比べ割合が高くなっています。一方で、高知市が実施した調査では、可燃ごみのうちおよそ10%が食品ロスになっていることがパネルで説明されています。また、食品ロスを防ぐため、冷蔵庫の中の写真を撮って食品の配置を整える方法や、余りがちな食材を活用したレシピなど、家庭で役立つコツが紹介されています。

「食品ロスを減らすためにどのような取り組みがあるか知ってもらい、家で実践してもらえたら。」(高知市環境部環境政策課 深川圭主査補)

パネル展は今月30日まで高知市役所2階で開かれていて、食堂「せんだんの木」では余りがちな食品を使ったレシピの料理を味わうことができます。


「アウトドア」で積極的な意見交換へ

より活発なディスカッションにつなげようと、高知市の住宅メーカーが屋外で社内会議を開きました。

青空の下で社内会議を開いたのは、高知市に本社を置く住宅メーカー、シュウハウスです。シュウハウスは、いつもの職場とは違う空間で社内会議を開くことで、新たな視点で活発な議論ができると考え、2年前から年に2回、屋外で社内会議を開いています。きょうは高知市の公園にキャンプ用のテントを設置。全社員30人が参加する中、今年入社した社員3人が今後の夢などをプレゼンしました。

「私は大まかなことしか言わず、若い子が考えてルールを作っていくことがベストだと思っている。県外の人や新卒の人が会社を見に来た時に『本当にここで働きたい』と思ってもらえるような会社のイメージ、デザインの空間を作ることと、社風、若い子が働きたい空間を作ることが大事」(シュウハウス 岡﨑秀悟社長)

「いままでの会議は代表で一人だけがしゃべり、ほかの人は聞いてるだけとか発言できない環境が多く、イメージとギャップがあった。ほかの社員も開放的に接してくれるので、悩みやわからないことを話しやすいと思った。」(新入社員 岡﨑里歩さん)

コロナ禍で会議の在り方が見直される中、シュウハウスでは今後も屋外での会議を定期的に開催することで、若い世代が働きやすい会社づくりを進めていきたいとしています。


小学生が高齢者の大変さを学ぶ

特別な装具を身につけ高齢者の疑似体験をすることで、階段の上り下りなど日常の動作の大変さを学んでもらおうと、高知市の小学校で体験会が開かれました。

高知市の三里小学校で行われたのは、高齢者への理解を深める体験会で、6年生の児童と地域のボランティアらおよそ90人が参加しました。この取り組みは県内で高齢化が進む中、子どもたちに地域のお年寄りを支える存在になってもらいたいと、三里小学校PTAが今回初めて開きました。はじめに子どもたちは手足やお腹に合わせて3キロの重りや、ひざの関節が曲げ辛くなるサポーターに耳せん、目が見えづらくなるめがねなど、80歳の体を疑似体験できる装具を身にまといました。

「しばられている感じがする」(児童)

その後、ビニール袋を広げ商品を詰める作業や、薬に見立てたチョコレートを開けるなど、あわせて7つの日常動作を体験。普段とは全く違い思い通りに動かない体に、子どもたちは四苦八苦していました。子どもたちは最新型の電動車いすやベッドなども体験していました。

「足とかが動きにくかった。階段を上がるときは一緒にゆっくり上がりたい。」
「視界がぼやけるところ(が大変だった)。優しく肩を貸してあげたい。」(児童たち)

三里小学校では今後も授業や体験会を通して子どもたちに高齢者への理解を深めてもらいたいとしています。


高知信用金庫 地域とつながる新店舗オープン

高知信用金庫が地域と寄り添うという新たなコンセプトで店舗をリニューアルオープンしました。四国初となる防災設備も導入されています。

リニューアルオープンしたのは高知信用金庫の下街支店です。

高知信用金庫は2020年度から5年間の経営計画で「地域貢献」を掲げていて、各地域の支店を、人々が集まるプラットフォームとしてリニューアルを進めます。下街支店はその1号店にあたり、木を使った空間アートや絵画、開かれた相談ブースなどが特徴となっています。

また、防災面にも力を入れていて、四国初となる防水シャッターを導入しました。津波による3mの浸水に耐えられるシャッターだといい、南海トラフ地震の浸水想定区域に位置する中、災害からの早期復旧にもつながります。

高知信用金庫は2023年に創立100周年を迎えます。今後、地域と寄り添うという新たなコンセプトでの店舗作りを他の店舗でも進めていく方針です。