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DMV 年内に営業運行開始へ

高知県東洋町と徳島県海陽町を結ぶ阿佐海岸鉄道で導入に向けた準備が進むDMV=デュアル・モード・ビークルは、車輪を支える部品を補強する必要が生じたことから、当初の予定から遅れ、年内の営業運行開始を目指すことになりました。

DMV=デュアル・モード・ビークルは、線路と道路の両方を走ることができる次世代の乗り物で、阿佐海岸鉄道は今年1月から性能試験を行うなど世界初の本格的な営業運行開始に向けた準備を進めています。しかし先週、国土交通省で開かれた技術評価検討会で、前輪を支えるアームと呼ばれる部品の補強が必要と指摘され、阿佐海岸鉄道はこのアームを設計段階から見直し、取り替えた上で、再度、走行試験を実施することとしました。

徳島県はきのう、沿線市町村などでつくる協議会を開き、年内の営業運行開始を目指すことになりました。委員からは「世界初の難しさを改めて感じた。残念だという思いがあるが、新型コロナのワクチン接種が進み、皆さんに安心して来ていただけるよう延期を前向きにとらえ、観光資源の磨き上げを進めたい」といった意見が出たということです。

DMVは当初、昨年度中の運行開始を目指していましたが、運転保安システムの開発に時間がかかったことなどから、来月開幕する「東京五輪」までに延期されていました。