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高知県仁淀川町・室戸市 ワクチン 高齢者の集団接種終了

新型コロナワクチンについて高知県仁淀川町と室戸市では、高齢者への集団接種をきのうで終了しました。住民の半分以上が高齢者の仁淀川町では、「安心感」を与える工夫が接種を加速化させたようです。

「きょうでコロナの注射2回目で間違いないですね」

先月20日に65歳以上の高齢者への集団接種を始めた仁淀川町。全体の85パーセントにあたるおよそ2300人の高齢者が2回目の接種を終えたため、きのうで、高齢者を対象にした集団接種を終了しました。

仁淀川町によりますと、残りの15パーセントのなかには、町外の病院や施設にいる人も含まれているため、これで、町に住むほとんどの高齢者が接種を終えたことになるということです。

町民の55パーセントが高齢者の仁淀川町では、ワクチン接種を加速させるため、まず、「安心感の確保」を重視したと言います。

「2回目に来るときは心配そうに来られます。実際データ的にも熱が出る人が多いのが事実。町として対応しようということで2回目の接種に関しては解熱剤を町から提供しています」(大崎診療所 橋元幸星所長)

町内には、夜間診療を行う医療機関がなく接種者や町外の医療機関への負担を減らすため解熱剤を提供することにしました。

さらに接種を行う「打ち手」については、普段から町民を診察している地元の医療機関の医師のみとし、会場に救急隊員も常駐させました。これまでに大きなトラブルや、重篤な副反応はなかったということです。

「あとは若い人向けになのでスムーズに進む期待感はある。そこでミスが起こらないように丁寧に丁寧にやっていきたい」(大崎診療所 橋元幸星所長)

町では今後、高齢者への接種は個別接種に切り替え、来月8日から64歳以下の町民への集団接種を始める予定です。町では8月15日までに希望する全ての町民の接種を終える見通しです。

また、室戸市もきのうで65歳以上の高齢者を対象にした集団接種が終了しました。室戸市によりますとこれまでに高齢者全体の52.9%にあたる3412人が2回目の接種を終えているということです。来月5日からは基礎疾患がある人や高齢者施設で働く人など、64歳以下の優先接種の対象となる人へのワクチンの個別接種を始める予定だということです。