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車いすラグビー日本代表 池選手「生きた証」のメダル目指す

東京2020パラリンピック車いすラグビーの日本代表に選出され、活躍が期待される高知市出身の池透暢選手が、からふるのリモートインタビューに応じました。池選手は自分が「生きた証」として、メダルを目指すと意気込みを語りました。

「今、自分自身のパフォーマンスというのは過去の自分より最高。」(池透暢選手)

東京パラリンピックを目前に力強く話すのは、高知市出身で車いすラグビー日本代表の池透暢選手。前回、5年前のリオ・デジャネイロ大会に続き、東京大会でもキャプテンとしてチームをけん引します。車いすラグビー日本代表は2016年のリオ大会で銅メダル。2018年の世界選手権では金メダルを獲得し、今、勢いに乗っています。

「パラリンピックで金メダルをとってこそ本当の世界一だなと思うので目標は金メダル。たくさんの人に見てもらって触れてもらった応援してくれた、みんなで喜びあいたいなと思う。」(池透暢選手)

池選手が車いすラグビーを始めたのは、交通事故で左足を失ったことがきっかけでした。この事故では、一緒に車に乗っていた友人3人が犠牲となりました。池選手はこの時から友人の分も生きようと決意したといいます。

「友人たちの分も生きた証を残したいというものに辿り着いたのが、事故から17年後のリオパラリンピックでした。」(池透暢選手)

池選手はリオで獲得した銅メダルを空に掲げ、「生きた証」として天国の友人たちに見せたといいます。

「銅メダルであっても輝くものを見てほしくて天にかざした。友人を失ったというのもあるし、その悲しみの周りにはたくさんの人がいて、その人たちに金メダルが見せられたら、事故から色々な思いで応援をしてくれた人に恩返しができるんじゃないかな。」(池透暢選手)

今月21日、日本車いすラグビー連盟は東京大会の日本代表に内定した12人の選手を発表。車いすラグビーは男女混合の競技で、キャプテンの池選手やエースの池崎大輔選手など主力に加え、30歳の倉橋香衣選手が女性として初めてパラリンピックの代表に内定しました。東京大会の予選は8月25日から。メダルを目指した戦いは2か月後に迫っています。

「高知のみなさんはいつも声をかけてくれたり温かい声援をくれたりしています。高知のみなさんに支えられたりするなかで自分の責任感も高まってきたのもあって、自分の持てる力すべてを出してコツコツと目の前のことをこなしていきながら、チームの金メダルに貢献できる選手として頑張りたい。」(池透暢選手)