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児童の「お礼」で交通事故防止へ

きょう6月25日は「無事故の日」。高知県警は、子どもたちに横断歩道を渡った後、ドライバーにお礼をする活動の普及に取り組んでいます。

県内では、去年、児童が巻き込まれる交通事故が21件発生。このうち、車などの接触で、歩道をわたっていた最中に4人がけがをしています。横断歩道での事故防止に向けて県警は、ドライバーと歩行者それぞれに思いやりを持ってもらおうと歩道を渡り終えた児童のお礼活動の普及に取り組んでいます。

そのモデル校のひとつに越知小学校が認定されました。こちらの児童は、数年前から学校の玄関前などで挨拶活動を行っていて、8割以上が自主的にドライバーへお礼をしています。佐川警察署は独自に「ぺっこり・にっこり大作戦」と名づけました。「ぺっこり」は横断歩道を渡った児童から止まってくれたドライバーへのお礼のお辞儀。「にっこり」は、児童からの気持ちを受けとったドライバーの笑顔です。

「みんなもお礼を言っている時が、少し少なかったので、お礼も付けて次は言えるようにしたい。」(児童)

「生活の中で、友達と遊ぶ時とか横断歩道を渡る時に(ぺっこり・にっこり大作戦を)使いたいと思いました。」(児童)

取り組みの大きな狙いは、将来の優良ドライバーの育成です。県警は、お礼の気持ちを伝えることを覚えた児童が運転免許を取得した際には横断歩道での歩行者優先の意識を持たせようとしています。

「特に信号機の無い横断歩道は、非常に止まらない運転手が多いように感じている。ぺっこり・にっこり大作戦をすることによって、優しい気持ちを持って、(運転手が)止まってくれることに期待しています。」(佐川警察署 川村誠署長)

県警はすでに13の小学校を、モデル校に指定していて活動の普及に努める方針です。