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1日500万円の赤字計算 とさでん交通 収支改善に向けて

コロナ禍で昨年度の収支が8億円あまりの大幅な赤字となったとさでん交通は今年度、収支改善に向けた11の取り組みを進めています。

とさでん交通の収支は昨年度、新型コロナによる人の移動の減少から8億2400万円の赤字となりました。補助金などを差し引く前の営業利益全体では、18億6000万円の大幅な赤字で、毎日510万円ずつ赤字が積みあがる計算です。会社側は公共交通を維持していくための基盤が消滅している状態だといいます。このため、とさでん交通は人件費の削減や電車・バスのダイヤ改正などに加え、はりまや橋での乗り継ぎ割引サービスを来月から減額するなど、今年度、11の収支改善策に取り組んでいます。

改善策などが報告されたきょうの会議には関係自治体の職員らが出席。コロナをきっかけに運賃の見直しや、バス路線の構造を見直したらどうかなどの意見が出されました。

「コロナ禍で経営状況が非常に厳しい中ですので、われわれも事業者として最大限の努力はしていきますが、皆様の支援なしでは成り立たないと考えておりますので、(協力を)お願いしたいと思います。」(とさでん交通経営企画室 水田正彦次長)

とさでん交通は来年度から、「会社を存続させ、公共交通を持続!」をビジョンに掲げ、5年間の中期経営計画に取り組む方針です。具体的な計画案はコロナの状況を見ながら今後、策定する考えです。