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高知県内文化施設に「傷」事件 被告は起訴内容を否認

高知県立高知城歴史博物館の扉などに傷を付けたとして建造物損壊などの罪に問われている愛知県の男の裁判が始まりました。きょうの初公判で男は「記憶にありません」と起訴内容を否認しました。

建造物損壊などの罪に問われているのは愛知県清須市の無職加藤丈晴被告(48)です。起訴内容によりますと加藤被告は去年12月、県立高知城歴史博物館の出入り口の扉に傷を付けた建造物損壊の罪と、県立坂本龍馬記念館の展示物の壁などに傷を付けた器物損壊の罪に問われています。

加藤被告には聴覚障がいがあることから、きょうの初公判は加藤被告の手話を通訳が代弁。「この事件についてほとんど記憶がありません」と起訴内容を否認しました。検察官は、犯行時の証拠として県立坂本龍馬記念館の防犯カメラの映像を再生したうえで、「2つの施設の傷が見つかった場所の近くで加藤被告が腕や体を上下に動かしている様子が防犯カメラに映っている」と指摘しました。一方、弁護人は、被告が2つの施設の防犯カメラの映像に自分が映っていることを認めてはいるものの犯行については「やっていない」と全面的に否認しているとして無罪を主張しています。

次回の公判は来月1日に開かれます。