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ワクチン接種で商品券配付へ 高知・須崎市

高知県内で高齢者へのワクチン接種が進む中、須崎市は2回目の接種を終えた高齢者に商品券を配ることを決めました。県内34市町村に取材したところ、接種に絡む商品券の配付は県内で初めてとなります、

「須崎市の総合保健福祉センターです。今月5日から週末に集団接種が行われていて、先週の土曜日は300人が接種を受けたということです。須崎市が高齢者にプレゼントするのがこちら、商品券です。」(リポート)

須崎市によりますと65歳以上の高齢者は8700人あまりで、今のところ全体の8割にあたるおよそ7000人がワクチンを接種する想定です。商品券は須崎市に住民票がある65歳以上で、8月末までに2回目のワクチン接種を終えた人に2000円分が贈られます。取り扱う事業者は今月21日まで募集中ですが、すでに市内の商店やタクシー会社などおよそ50店舗が名乗りを挙げています。

いったいなぜ、商品券を配ることになったのでしょうか?市長を直撃してみると・・・

「接種会場までの移動手段をどのようにしようかということで議論をしたところ、タクシー会社でも使えるような商品券、自家用車で来られる方は、その他の商店でも使えるような商品券を発行させていただいて、交付させていただくのがいいんじゃないかということになって、この商品券をお配りするということになりました。本来はワクチンを接種していただいて、早く集団免疫をつけて、コロナを沈静化させるというのが一番の目的であって、多くの方にワクチンの接種を行っていただきたい。」(楠瀬耕作市長)

こちらはJR須崎駅のすぐ近くにある飲食店。鍋焼きラーメンと地元産のちりめん丼がメインの店です。店主の江﨑智美さんは須崎市独自の取り組みについて好意的に受け止めています。

また、3つのタクシー会社を集約し、去年12月から営業している「須崎しんじょうハイヤー」も協力店舗に名乗りを上げています。病院に行くために地元の高齢者が利用するケースも多いといい、山本裕司社長は商品券をタクシーチケットとして利用してほしいと話します。

須崎市民の反応は・・・

「早めに2回目の接種受けます。まちもさびれてるもんで、もうちょっと元気になるように早くみんなに接種してもらったらいいと思います。」(須崎市民)

全国ではワクチンの接種を後押しした上で集客につなげようと、飲食店やホテルが接種した人に特典を与える動きがあります。須崎市は今のところ、2回目の接種を確認した後、1か月から2か月後に商品券を郵送する方針です。高齢者への接種が終わると一般接種が始まりますが、すべての接種対象者に商品券を出すことにはならないのか、楠瀬市長に聞いてみると・・・

「庁内で議論してみたいと思っておりまして、予算総額の話もございますので、早々に方向性を決めていきたいと思っています。」(楠瀬耕作市長)

商品券の有効期限は来月1日から12月31日までです。