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特殊詐欺容疑で高知県宿毛市職員を逮捕

高知県西部の若者が相次いで摘発されている特殊詐欺事件をめぐって今度は宿毛市職員の逮捕です。大阪府の女性から現金をだまし取った疑いで県警は幡多西部消防組合に勤務する20歳の男を逮捕しました。

逮捕されたのは宿毛市職員で幡多西部消防組合の藤田尚樹容疑者(20)です。県警の調べによりますと藤田容疑者は去年12月、共謀者とともに市役所職員になりすまし、大阪府の80代女性から現金およそ100万円をだまし取った疑いが持たれています。女性は、市役所職員を名乗る男から「介護医療保険の還付金がある」などと言われてATMに誘導され、現金を藤田容疑者名義の口座に送金させられたということです。県内では、これまでに県西部に住む未成年を含む9人が、同じ手口で県外の高齢者から現金をだまし取った疑いで逮捕されていて、今回の事件の被害者となった大阪府の女性の現金を引き出したのもこのグループの一員でした。県警は藤田容疑者の認否を明らかにしていません。このグループによる被害額は1600万円を超えていて、県警は余罪があるとみて捜査を進めています。

職員の摘発を受けて幡多西部消防組合消防本部の次長で宿毛消防署の有田修署長は取材に対し、「大変、驚いています。おとなしい性格で仕事もまじめに取り組んでいた。」と話しています。