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専門医「医療崩壊を防ぐ鍵は県民一人ひとりの行動」

「四国の他の3県の流行具合とか変異ウイルスの感染力を見ていると、どこまで感染確認が増えるのか心配していた。少なく経過していてくれればいいなと思っていたが、やっぱりこの数かという感じで受け止めている」(高知県感染症対策協議会 吉川清志会長)

この時期に感染確認が急増したことについて、高知県感染症対策協議会の吉川清志会長は、ゴールデンウィークやその後の人の動きが大きく影響したのではないかという見解を示した上で、変異ウイルスの感染力の強さも要因だと話します。

「一番問題なのは密接な場面でマスクなしで会話すると感染してしまう。これまでならば感染しなかった程度の密接な場面であっても、変異ウイルスだと感染してしまう。そういう状況が起きていると思う」(県感染症対策協議会 吉川清志会長)

さらに、このままの状況が続けば医療体制がひっ迫してしまう可能性があると指摘します。

「感染確認20人以上が10日続けば200人になる。軽症であっても200人になれば、準備した病床がほぼいっぱいになってしまいますので、どれくらい増えるかわかりません。さらにもっと増えるかもしれません。他県ではもっと増えているところもありますので、そうなればいっぺんに病床がいっぱいになってしまう可能性はあると思います」(県感染症対策協議会 吉川清志会長)

医療崩壊を防ぐためにわたしたちにできること。それは、基本的な感染防止対策しかないと話します。

「感染確認がこの調子で10日20日と続けば、医療体制は本当に厳しい状態になる。これが短い期間で終ればなんとかクリアできると思う。短くできるかどうかは、県民一人一人のいまからの行動です。いまから密接な場面を避けて、マスクをして話をすることによって、濃厚接触者にならない。そういうことをやっていただければ、2週間後には感染確認が少なくなると思う」(県感染症対策協議会 吉川清志会長)