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よさこい特別演舞 8月実施決定 チームの代表たちは…

今年のよさこい祭りの中止と、それに伴う別会場での特別イベントの開催が、きょう正式に決まりました。

よさこい祭りを主催するよさこい祭振興会は、きょう総会を開き、今年の開催が予定されていた、第68回よさこい祭りの中止を正式に決めました。新型コロナの感染拡大を考慮しての判断で、去年に引き続き、2年連続の中止となります。一方、振興会は、祭りの代わりに、8月19日と20日、高知市陸上競技場=りょうまスタジアムで「2021よさこい鳴子踊り特別演舞」というイベントを開くことを提案し、総会で承認されました。参加チームは、県外を含めたおよそ70チームで1チームの踊り子は150人以内、地方車なしとなります。

「いろんなことが起きたのでやらないのではなく、壁を乗り越えていくことが大事。よさこい祭りをつないでいくことと同時に、思いを伝えていきたい。負けてたまるかという思い」(よさこい祭振興会 青木章泰会長)

振興会は来月中旬にはイベントの参加チームの募集を始めたい考えで、今後、詳細について検討を進める方針です。

「上町よさこい鳴子連」。第1回から66回連続で出場していて、今回の特別演舞にも参加を決めました。

「継続してやってきたよさこい祭りを何かの形で『来年へつなぐ』という意味で特別演舞を企画してくれていることに対しありがたく感じる」(上町よさこい鳴子連 合田国生 代表)

本来、チームは、小学生から中学生までで構成されています。今回は、去年参加できなかった現在の高校1年生も対象とし、衣装・楽曲・振り付けをすべて新調して臨みます。

「『これから練習をどうしていくのか』とか、考えていかなければいけない。問題は山積みだが、これからみんなで知恵を絞って子供達のために、それを楽しみにしている観客のために頑張りたい」(上町よさこい鳴子連 合田国生 代表)

日本舞踊をベースにした「濱長花神楽」。特別演舞へ参加を決めましたが、チームの代表は、「素直に喜べない」と話します。

「祭りのやり方が全然違うので、従来と。ちょっと複雑な心境。手放しで『やったー!』という感じではない」(濱長花神楽 濱口実佐子 代表)

特別演舞では、観客の声援や踊り子同士の交流など、本来の楽しみがあまり期待できないといいます。それでも、「来年に繋げたい」と意気込みます。

「去年中止だったので今年もお休みしたら気持ちが崩れてしまいそうなので今年は何が何でも参加して、来年に気持ちをつなげていきたい」(濱長花神楽 濱口実佐子 代表)

「第66回よさこい祭り」で大賞を受賞している「とらっくよさこい」の代表は、きょうの正式決定に落胆していました。

「正直残念、がっかりです。踊り子さんにもう少し踊る場所とか回数とかを提供できたらと思っていた。(参加するかは)今の状況はまだ判断していない。これから踊り子の気持ちを最優先に考えてみんなで集まることはむずかしいので、アンケートをして参加できるとか今年はむずかしいとかそういう気持ちを聞きたい」(とらっくよさこい 川村浩平 代表)

参加するとなっても衣装などの新調はむずかしいと話します。

「お祭りがやっぱりしたい。それに向けて去年は中止で立ち止まったけど今年はしょうがないじゃなくて、今だからこそという気持ちで取り組めるようなイベントに期待したい」(とらっくよさこい 川村浩平 代表)