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土木工学者・廣井勇の功績称える 高知・佐川町

高知県佐川町出身の土木工学者=廣井勇の銅像除幕式が行われました。銅像建設には1000件以上の寄付が集まり今回ついに完成にこぎつけました。

廣井勇は1862年、佐川町で生まれ、15歳のとき札幌農学校に入学しました。キリスト教の布教に努めた内村鑑三や、教育者として5千円札にも描かれた新渡戸稲造と共に学びました。

卒業後はアメリカに留学して最先端の土木工事の技術を学び、帰国後は北海道小樽港の防波堤を建設するなど土木工学者として活躍。「近代土木の先駆者」と呼ばれ、人材育成にも力を注ぎました。

こうした廣井勇の功績をより大勢の人に知ってもらおうと活動する会では、県内外の個人や団体から寄付を集め、生まれ育った佐川町に銅像を建てました。

腕を組み、建築物を見守る様子を描いた高さ3メートルの銅像には、おととし7月から1年間で1000件以上、想定の1500万円を上回る寄付が集まりました。

「素晴らしいの一言。下に書いている碑の内村鑑三(が寄せた)言葉を大勢の人に知ってほしい。」(廣井勇を顕彰する会 岡村甫会長)

会は今後、町と協力して小学生らが廣井勇について学ぶ機会などを設けたいとしています。