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光と切り絵の組み合わせ楽しむ

光と切り絵の組み合わせで景色や生き物、人物を表現する作品展が高知市の「かるぽーと」で開かれています。

この「光の切り絵」展は、照らす光で切り絵のさまざまな表情を映し出す技法を生み出した酒井敦美さんの作品展です。愛知出身の酒井さんは画家を目指していたころスケッチの勉強でたびたび高知を訪れていました。

「(高知は)私にとって初めてのチャレンジを常にしてきたところで、高知での出会いやつながりの中で今回の作品が表現できた。」(酒井敦美さん)

足摺岬にある海の洞窟 白山洞門の景色や生き物の移り変わりを表現した作品は、巨大な土佐和紙のスクリーンに切り絵と高知出身の音楽家によるオリジナル楽曲を組み合わせ、幻想的な世界を作り上げています。

額に入れた切り絵を光の当て方で2つの場面を表現する「一画二驚」も酒井さんならではの技法で変化する絵の中に物語を生み出します。

「(冬から)春が訪れることによって一歩踏み出す。元気や勇気が湧くという瞬間を背中に桜の羽根が咲くということを表現した。」(酒井敦美さん)

「変わらないもの」は、酒井さんの母と祖母が過ごした時間の流れを表現しています。

「母が祖母を介護する様子をみて、親子はお世話する側が変化するけど、親子の絆や愛情は変わらないということを絵にした。」(酒井敦美さん)

酒井敦美さんの「光の切り絵」展は高知市の「かるぽーと」横山隆一記念まんが館で7月4日(日)まで開かれています。