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障がい者の就労支援へ事業所開設

障がいがある人たちの就労を支援する事業所が高知市にオープンしました。障がいがある子どもたちの「働く」未来も見据えた取り組みです。

高知市大津にオープンしたのは『シーグラスこうち』です。シーグラスこうちは、企業などへの就職が困難な人に対し働く場を提供する「就労継続支援A型事業所」で、障がいがある人たちとフルタイムで雇用契約を結んでいます。10人が利用し、サニーマートやJA、南国市の農園などで来週の月曜日=5日から本格的に働くことになっています。

「いろいろな作業を丁寧に最後まで頑張ります」
「シーグラスこうちで農作業を頑張って、働いていきます」

また、事業所には放課後などのデイサービスアフタースクール=「シーグラス高知教室」が併設され、小学生から高校生までの障がいがある子どもたちが利用します。清掃体験や自社農場を手伝うなど仕事を体験することで、将来、働くことへの興味やイメージを持ってもらいたいと開設されました。利用者を受け入れている=南国市・そら農園の尾﨑麻美さんです。オクラやキュウリ、ネギなどを栽培していて、利用者は収穫や草引き、出荷の準備などに携わります。

「頑張って毎日プライドを持って、自信を持ってやってくれているので、会社の雰囲気もあの子たちが来て明るくなったというのもあって。(利用者の)親たちも自分が亡くなった後、子どもたちが心配という声を聴いて、少しでもお手伝いが出来たらと思って。」(そら農園 尾﨑麻美さん)

「シーグラス」とは漂流し浜辺に流れ着いた小さなガラスのかけらのことを意味します。

「ガラスの破片だったものが波に洗われて角が丸くなって宝石みたいな形で皆さんに愛されるようになる。これは障がい者だけでなく、健常者も育っていくという願いを込めている。今日がゴールではなくてスタート、スタート地点についたばかりなので、障がいのある人が生涯にわたって働いて生きていくということを、放課後デイは意識づけの場に、A型はここからステップする場にしたい」(ライフパス 米山真和社長)

シーグラスこうちは、障がいがある人たちの働く機会と、安心して働ける場の確保に繋げていきたいとしています。