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持ち運び可能のオービスで取締り本格スタート

高知県警は、スピード違反の取締りに“持ち運べるオービス”を導入し、きょうから本格的な運用を始めました。道幅が狭い生活道路や通学路での安全を確保することが狙いです。

県警が新たに導入した「可搬式のオービス」。持ち運びが可能で、価格は税込みで1台1100万円です。けさは、高知市の江陽小学校近くの市道で取締りが行われました。制限速度は30キロです。
     
「この道は、“インター通り”と呼ばれる幹線道路のすぐ西側に位置しています。信号機が少なく抜け道になっているため、車がスピードを出しやすいということです。」(京面アナウンサー) 

オービスはスピード違反を自動で取り締まる装置で、通常は交通量の多い高速道路や幹線道路に設置されています。しかし、道幅が狭い生活道路や通学路でもスピードを出す車が多く、県警はこうした道路で可搬式オービスを使った取締りを強化することにしました。

従来行われているスピード違反の取締りは、違反者をその場で摘発する必要があるため、違反を確認する警察官、車を止める警察官、取り調べる警察官など人数や場所の確保が必要です。一方で可搬式オービスは、違反した車のナンバープレートや運転手の顔が撮影でき、違反者には後日、警察署への出頭を求めるため、少ない人数でスペースが無い場所でも運用できます。

「これまで取締りで、場所的・時間的・人員的な制約に縛られて、取締りができなかった場所でも『可搬式オービス』の導入により取締りが実施できる。運転者の皆さんには常に緊張感を保って頂くと共に、制限速度を守った安全運転に努めて頂きたい。」(県警交通指導課 貝野誠治課長補佐)

県警は今後、県内30か所の生活道路や通学路などで可搬式オービスでの取締りを行うことにしています。