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「つなぐ、つながる」消防士の使命

栃木県足利市では、先月21日に山火事が発生。これまでに、およそ106万平方メートルが焼けました。火事の発生から9日経ったきのう、足利市は、延焼の可能性がないことを示す「鎮圧」を宣言しています。こうした中、きょう高知市で、高知市南消防署や、地元の消防団による山火事を想定した消火訓練が行われました。住宅街から150メートルほど高い場所にある山林で火が出たという想定です。

「訓練が行われている山には乾燥した落ち葉がたくさん落ちていて、きょうのように風の強い日には一気に燃え広がるおそれもあります。」(尾﨑アナウンサー)

火が出ている場所から貯水槽までは距離があるため、訓練では、複数のポンプを使って水をくみ上げ、消火していきました。

「確実な放水が重要。きょうも少しトラブルがあったが、慌てることなく放水することが大事。」(高知市南消防署 岩井司署長)

また岩井署長は、東日本大震災から10年が経つのを前に、災害時の消防士の使命を力強く語りました。

「高知でも南海トラフ地震が来ることが想定されている。しっかり備えて、できるだけ被害を少なくすることが使命」(高知市南消防署 岩井司署長)

県消防政策課によりますと、県内では今年に入ってから雨があまり降らず空気の乾燥した状態が続き、1月末までに、去年の同じ時期を大きく上回る36件の火事が発生しています。高知市消防局では、あすも筆山で、山火事を想定した消火訓練を行う予定です。