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新型コロナワクチン先行接種始まる

新型コロナウイルスワクチンの医療従事者向けの接種が高知県内で始まりました。副反応の調査もふまえた先行接種で、高知市の2つの病院で行われています。

ワクチンの先行接種は高知市の高知西病院と国立高知病院できょうから始まりました。このうち高知西病院では午後1時から始まり、きょうは医療従事者48人が接種を受けました。一人目は、院長です。

今回のワクチン接種は、副反応の状況なども調査する先行接種です。高知西病院ではおよそ110人が調査の対象となっていて、発熱の状況や、接種を受けた部分の腫れ、しこりや赤みなどを記録。データは定期的に国に報告することになっています。

全身的なアレルギー反応アナフィラキシーの発生や症状の悪化に備え、高知西病院は医師や看護師がすぐに駆け付けられるようにしているほか、アレルギー反応が出た場合に投与されるアドレナリンなども準備していました。

きょう接種を受けた医療従事者に今のところ異常はないということです。高知西病院での1回目の先行接種は3日間に分けて行われ、接種を受けた人は3週間後、2回目の接種に臨む予定です。

同じくきょうから先行接種が始まった国立高知病院では来月1日までに医師や看護師らおよそ270人が接種を受けることになっています。

「接種を受けられて安心している少しでも感染予防になればいいなと思い受けた」(接種した看護師)

「想像していたより痛くなかった。自分の結果が他のスタッフや他の方にわかってもらえればと思い参加した」(接種した看護師) 

「今回私たちが先行接種したというのは国内での副反応の頻度を見る研究目的の一環だがおそらく(データが)集計され随時公表されると聞いているのでこういう結果をもって今後ワクチン接種を受けられる方々がより安心して受けて頂けるようになれば幸い」(国立高知病院 先山正二院長)

国立高知病院によりますと、今のところ接種を受けた人に異常はないということです。今後予定されている高齢者への接種に向け、国立高知病院は「行政や医師会とも連携し積極的に協力していきたい」としています。

ところで県は希望する医療従事者と自治体職員3万800人を対象に3月中旬をめどに優先接種を実施する見通しを示しました。自治体職員は救急隊員や保健所の職員が中心で、超低温の冷凍庫が設置された10か所の医療機関を拠点に各地の医療機関などで接種が行われる予定です。