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児童が見つけた「新避難路」完成

津波から命を守るため、高知市の浦戸小学校の児童たちが整備していた新たな避難路が完成しました。

太平洋に面した場所にある高知市の浦戸小学校。南海トラフ地震が発生した場合、10分から20分で津波が到達し、浸水の深さは最大で5メートルから10メートルと想定されています。

「避難場所は山の上にある。避難路はいくつかあるが、1つは津波がやってくる海沿いの道を進まなくてはならない」(記者)

浦戸小学校の3、4年生は避難訓練やフィールドワークを通じて命を守るための避難路を増やす必要があると考え、かつての生活道を避難路として活用することを思いつきます。地域の人たちに協力をお願いし、先月26日ときょうの2日間で、生い茂った木や雑草を取り除きました。そして465メートルの新たな避難路が完成しました。

「道ができました!やったー!」(児童たち)

「すごいうれしくて、みんなで協力したかいがあったなと思いました」(浦戸小学校3年 山本彩葉さん)

「地域の人が1人でも多く命が助かると思ったらみんなで苦労したかいがありました」(浦戸小学校3年 八百川笑花さん)

「きょう参加した地域の人もおじいちゃん、おばあちゃんの年代。孫のためになんとかせないかんという気持ちで頑張ってくれた。ここは高齢化がすごく進んでいる。平坦な土地なのでお年寄りにとっても非常にいい道ではないかと思っている」(浦戸地区津波防災検討会 片山正一会長)

防災学習を通じ、地域を守る子どもたちを育てたいと考えている浦戸小学校。子どもたちが見つけた新たな避難路が、地域の人たちの命を救うことにつながるかもしれません。