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県地場産業大賞にコロナ禍ならではの商品

高知の優れたものづくりや活動を表彰する「高知県地場産業大賞」が発表されました。大賞に選ばれたのは、コロナ禍ならではの“あの商品”で、あすから県内でも販売されます。

「地場産業大賞」は、県内経済の活性化に貢献したものづくりや活動を表彰する賞で、今年度は59件の応募の中から21件が受賞しました。

大賞は、高知市の不織布メーカー・金星製紙が開発したマスクと取り換えシート。直径5μmの超極細の繊維を特許技術で不織布に仕上げています。通常の不織布に比べ繊維が細いため、皮膚への刺激が少なく、肌ざわりがなめらかだということです。

金星製紙では2017年から独自の技術で不織布の開発に取り組んでいて、コロナ禍のマスク不足を機に商品化に踏み切ったといいます。

「数年も前から『この不織布にはいつか良いことがある』と思い、温めてきた。こういう特徴のある物をたくさん持って、いつか社会にニーズが来たときはサッと出せるように、いっぱい“種”を持って構えていきたい。」(金星製紙 竹之内渉 社長)

画期的なマスクを開発したことに加え、マスクやシートなど5万枚以上を県に寄贈したことも評価されての受賞となりました。

マスクはこれまで首都圏と関西圏を中心に販売されてきましたが、あすから県内の量販店サンプラザでも販売されます。

また今年度は、「新型コロナウイルス感染症対策特別賞」も設けられ、新型コロナで打撃を受けた生産者を救うため、特産品販売サイトを立ち上げた須崎市の会社「パンクチュアル」が受賞しています。