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高知市卸売市場 初競りに活気

高知市の卸売市場で今年の初競りが行われました。新型コロナの感染拡大が社会経済活動に大きな影響を与える中、参加した事業者は、コロナ禍でも前を向こうと新たな年を歩み始めました。

高知市卸売市場は市場の商売繁盛を祈り、毎年1月5日に初市を行っています。セレモニーでは岡﨑誠也高知市長が、コロナ禍で暮らす市場関係者と事業者にエールを送りました。午前5時半ごろ。高知や沖縄沖で獲れたマグロを目利きの仲買人らが買い求め、場内は活気に溢れました。去年は漁師の数が減少したことに加え、新型コロナ感染拡大の影響で鮮魚の売り上げが大幅に下がったといいます。

「結構安く買えた。ホテル業界はだめだった。今年のマグロは脂が乗って最高だと思う。(Q.今年の目標は?)おいしい魚を売りたい。」(仲買人)

きょうの初市で競りにかけられたマグロはおよそ1トン。外国産のマグロが入荷しなかったため、去年と比べて数が減ったといいます。最も高い値がついたのは高知沖で獲れたキハダマグロで、例年並みの1キロ当たり2100円で競り落とされました。

「初市は鮮魚だけではありません。青果でも開かれているんです。野菜や果物を前にせり人たちの威勢の良い掛け声が飛び交っています。」(中元アナウンサー)

青果の競りでは、旬のいちごやトマトなど色鮮やかな食材が並びました。去年の青果の売り上げは、例年と比べてそれほど下がっていないということですが、競りに参加した事業者にとっては打撃が大きかったといいます。

「いちごとみかんを買った。買い控え、人が出てこない。明るい年にしたい。マスクなしで気楽に生活したい。」
「七草がゆを買った。コロナで野菜が動いていないので負けないように売っていきたい。」(仲買人ら)

事業者たちは去年から新型コロナの影響を受け続けていますが、産業の復興を祈り、前向きに新たな年をスタートさせました。