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客船「飛鳥Ⅱ」寄港 船内で過ごす乗客も

感染拡大に歯止めがかからない中、高知新港に大型クルーズ船「飛鳥Ⅱ」が寄港しました。船内は感染防止対策が徹底されていて、乗客からは高知にいる時間のほとんどを「船内で過ごす」という声も聞かれました。

けさ高知新港に寄港したのは大型クルーズ船「飛鳥Ⅱ」です。「飛鳥Ⅱ」は日本の郵船クルーズが所有していて、先月30日に続き今年2回目の高知寄港です。

きのう名古屋を出発し、高知を経由した後、名古屋に戻る3日間のクルージングで、乗客246人は乗船前にPCR検査を受けています。県は今回、バスやタクシーで桂浜や高知城を巡る3つのツアーを用意。乗客のおよそ半数が参加したということです。

「桂浜へ行ってきます。先月もクルージングをして2回連続で陰性。船内はPCR検査をした人ばかりが乗っている。高知市内の観光もありますが飲食するときに気を付ける。」
「午後からバスで高知城と桂浜に行く。3時間ぐらい。飛鳥Ⅱに乗るためにPCR検査をするなど、大変だったから、次は落ち着いてからにします。」(乗客)

ターミナルは、一般の人の立ち入りを禁止。県の特産品を販売するブースは間隔が広く、県職員はポールやテープを使って乗客同士が距離をとれるよう工夫していました。

「下船する人が少なくなっている。状況が状況なので仕方がない。政府の指示や号校をみて考えながら営業したい。」(事業者)

下船する人が少ない背景の1つに船内での環境が挙げられます。船内では各施設にサーモグラフフィーを設置。食事の際には同じ部屋の人以外と接触しないよう席が指定され、様々な場所についたてが設けられています。船内の感染防止対策が徹底されているため、高知に滞在する時間のほとんどを船内で過ごすという乗客の声も聞かれました。

「今回は出るのをやめようと思ったぐらい。高知は赤マークだったからね。ひろめ市場へ行ってすぐ帰る。船にいたほうがいい。」(乗客)

飛鳥Ⅱは来年2月に再び高知新港に寄港する予定で、県は「船の中での対策に加え、ターミナルでも最大限の対策を行っていきたい。」としています。