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中学生が手漉き卒業証書づくり 高知・土佐市

高知県土佐市の中学校で、地元の伝統工芸品を活かした、思い出に残る卒業証書作りが行われています。

高岡中学校の生徒たちが体験したのは、土佐市の伝統工芸、紙漉きです。学校では毎年、卒業を控える3年生が手漉き和紙の卒業証書を制作します。今年度の卒業生は126人。紙漉き体験は初めてという生徒もいて、紙漉き和紙で「土佐の匠」にも認定されている石元健昇さんらの指導を受けながら、一枚一枚丁寧に漉いていきました。

「卒業やね~おめでとう。」(石元さん)
「ありがとうございます。」(生徒)

50年ほど前から行われている、高岡中学校の伝統行事。1975年の卒業証書を漉く生徒たちの映像が残っていました。生徒たちに「伝統工芸品を知り、地元に感謝の気持ちを持ってもらいたい。」と今も受け継がれています。姉妹校である北海道江別市の中学校の卒業証書も制作していて、生徒たちは2日間かけて、およそ300枚を漉く予定です。

「上手く作れたらいいなと思って(漉きました)。一つ一つの作業をちゃんとしないと崩れてしまったりして難しかったです。」(小林大夢さん)

「土佐市の伝統的な文化である土佐和紙を体験できることがすごく貴重だなと思いながら、体験しました。重たくてとてもビックリしました。自分が漉いたものだと思ったら嬉しくてワクワクします。」(石元萌愛さん)

生徒たちが作った温かみのある卒業証書は、3月12日の卒業式で手渡されます。