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高知県立牧野植物園 土佐寒蘭盗難に心痛める

高知県立牧野植物園では今月16日から17日にかけて、屋外に展示されていた土佐寒蘭が盗まれました。園では「植物愛する心を取り戻し、返してほしい」と話しています。

県立牧野植物園にある土佐寒蘭センター。建物の脇の小さな庭の片隅に、まるで捨てられたように放置された鉢がありました。この鉢に植えられていたのは、「光玉殿」という土佐寒蘭。濃い桃色の花を咲かせるカンランで、1966年に命名されてから、多くの愛好家によって大切に育てられてきましたが・・・

牧野植物園では自然に近い状態で楽しんでもらおうと、センターの庭に土佐寒蘭を展示しています。職員が光玉殿の紛失に気付いたのは17日の午後。前日の朝には水をやっていたため、開園時間も含めたおよそ28時間のうちに盗まれたとみられています。現場には鉢だけが残され、光玉殿そのものと、品種を記したラベルもなくなっていたということです。牧野植物園は現場の状況から、盗難被害と判断。警察に被害届を提出しています。

「本当に残念。閉園中でもいいので返してほしい」(濵口課長)

牧野植物園によりますと、植物の盗難で被害届を出したのは初めてだということです。