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高知市・新堀川の発掘調査 新たな石垣見つかる

発掘調査が進められている高知市の新堀川の護岸の奥で新たに石垣が見つかりました。出土品もいくつかあり、今回見つかった石垣が造られたのは、江戸時代後期だと考えられるということです。

高知市では都市計画道路「はりまや町一宮線」の工事に伴い、県立埋蔵文化財センターが歴史的な記録を残すための発掘調査を2年前から行っています。元々見えていた石垣は解体され、今回新たにその10メートルほど奥に別の石垣が見つかりました。さらにその石垣の周辺からは陶器や瓦などの出土品がありました。こちらは「陶器胞衣壺」(とうきえなつぼ)という素焼きの小さないれものです。かつて子どもの成長を祈って出産した際、このいれものに胎盤を入れ玄関に埋めていたといわれています。調査員によりますと「天神」と大きく書かれているのが珍しいということです。これらの出土品から、今回見つかった石垣が造られたのは、江戸時代後期だと考えられるということです。

「昔の歴史はここにしかないもので、調査しないと分からなくなってしまうので、改めて知ってもらうのは大事なことじゃないかなと思います。ここを通るたびにこの石垣1つ1つを築いた人がいて、ここで生活する人がいて、災害対策とかを頑張ったことを感じてもらいたいです。」(県立埋蔵文化財センター 下木千佳調査員)

調査は来年3月まで行われます。