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下校中の災害発生 迅速な安否確認へ

下校時間に南海トラフ地震が発生したらどのように対処すればいいのか?高知市の学校で子どもたちの安全確認を迅速にするための訓練が行われました。

高知市の義務教育学校として小中一貫教育に取り組む行川学園には、1年生から中学3年生に当たる9年生まで52人の児童、生徒が通っています。高知市の特認校に指定されていて、校区外から通う子どもたちが多く、29人が登下校にタクシーを使うこともあります。このため災害が起きた際、学校とタクシー会社、警察など行政機関が、連携して対応できるかを確認しようと、今回初めて、下校中に南海トラフ地震が起きたという想定で訓練が行われました。訓練では、学校から「子どもたちの安否がわからない」と連絡を受けた警察官がタクシー会社に急行。車から降りた子どもたち一人一人に声をかけ、無事を確認しました。

訓練の後今後を見据え、「通信がつながりにくい状況の中、必要な情報をいかに的確に伝えるか」「タクシーの走行中に地震が発生した場合は、乗務員が避難誘導をするケースも想定される」など参加機関が課題を出し合っていました。

「訓練にゴールはない」と話す高知警察署は、「訓練を重ねることで情報伝達の手段と内容を磨き上げていきたい」としています。