KUTVニュース

特殊詐欺被害防止へ高校生が動画を制作

全国で被害が相次いでいる特殊詐欺事件では、未成年者が事件に関わったとして逮捕されるケースが少なくありません。被害の撲滅にむけて高知工業高校の生徒たちが啓発動画を完成させました。

特殊詐欺の撲滅を訴える動画を制作したのは高知工業高校の生徒4人です。6月に高知南警察署が依頼し、制作がスタート。きょう、関係者に披露されました。

動画にはパソコンのウイルスを除去するためにプリペイドカードを購入しようとコンビニに駆け込んだ高齢者と、小遣い稼ぎに怪しいバイトに手を出してしまう女子高生が登場。二人のやり取りをめぐって県警マスコット=ポリン君とポーリーちゃんが詐欺の実態を解説します。声は、放送部の生徒が吹き込みました。

先月中旬、テレビ高知は制作真っ只中の生徒たちの様子を取材していました。普段は、ロボットのプログラミングなどを研究し、専門的な知識を学んでいてほとんどの生徒が動画制作は初めてだったと言います。

この日は「色付け」について話し合っていました。

絵は、幼いころから描くことが得意だったという高知南警察署の警察官が担当。それを参考にどこに動きを付けるか、配色や字幕について生徒が主体となって案を出し合いました。

完成した動画はパソコン上で鮮やかに色付けされ、コンビニに急いで駆け込む高齢者の様子がうまく表現されています。

絵を描いた警察官は。

一件でも県内の特殊詐欺被害を減らしたいという高校生と県警の思いが一つになり完成した動画。これから県警のホームページや防犯教室で視聴されることになっています。