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今の世相描く 4コマまんが今年の大賞は

全国からユーモアあふれる作品が集まる「4コマまんが大賞」の審査結果が発表されました。今年は、新型コロナに関連した作品が多くなりましたが、それぞれが個性的な表現で、「笑い」に変えています。

「4コマまんが大賞」は、高知からまんが文化を発信しようと、15年前から開かれています。今年は、43都道府県の597人から859点の応募があり、一般・ジュニア部門で、合わせて12人が入賞しました。

「コロナに関するテーマで描かれた作品が多くなっている。誰でも同じようなことを描きそうに思うが、全然違う視点で描かれている作品がたくさんあって、人ってこんなにいろいろな考え方があるんだなって笑えもするし、考えさせられるような作品が多くなっている。」(横山隆一記念まんが館 田所菜穂子館長)

こちらは、一般部門で大賞に輝いた作品です。自分の腕にできたシミを題材にし、キャッシュレス化やマイナンバーなどの国の制度が、シミのように浸透していく世の中を表現しています。「リモート飲み」と題したこちらの作品は、仲の良かった夫婦の歴史を感じさせる、心あたたまる作品となっています。こちらはジュニア部門で大賞を受賞した作品です。「キャンプの本」を「キャンプのテント」にし、たき火が「パチパチ」っと拍手をしているようにも見え、表現にアイデアがあふれています。

「今まで笑うことも少なくなっていたかもしれないですが、ここに来てクスっと笑って元気をもらって帰っていただきたい。」(横山隆一記念まんが館 田所菜穂子館長)

入賞作品をはじめ、一次審査で通過した作品や県内からの応募作品など合わせて284点は、高知市の横山隆一記念まんが館で、12月27日まで展示されています。