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高知のうまいものを全国へ商談会

高知の「うまいもの」を全国に売り出そうと、自慢の商品を売り込む商談会が高知市で行われました。対面式での大規模な商談会はおよそ1年ぶり。県内事業者の期待も大きいようです。

商談会は、県と県地産外商公社の主催で毎年2回行われています。今年は新型コロナの影響で6月に予定していた商談会が中止となり、およそ1年ぶりの開催となりました。

コロナ禍で全国規模の商談会の中止が相次ぐ中、県は、東京に拠点を置く地産外商公社の強みを生かし、県内事業者と県外のバイヤーをオンラインでつなぐ商談会を10回ほど開催してきました。しかし、事業者から「商品を実際に食べてもらい、商品に懸ける思いを直接伝えたい」との要望が多くあり、今回、開催することにしました。商談会には県内の農家や食品加工業者など66の事業者が参加。バイヤーは全国のホテルやスーパーなど17社が参加しました。会場が密になることを避けるため、参加者は例年の半分ほどですが、直接、商品を売り込めるチャンスとあって、事業者は熱心に自慢の食をPRしていました。

「めちゃくちゃかつお入ってるってわかりますね。しっかりわかります」

「対面でしっかり(商品を)見れるというのと、思いをしっかり聞けるのでいいと思う。(Q.高知の食材は関西で受け入れられる?)絶対大丈夫です。」(スーパーのバイヤー)

「自分の商品を食べていただくのが作り手として一番うれしいこと。自分の思いや熱を伝えやすい、オンラインと違って」(県内事業者)

コロナ禍の今、特別な思いで参加した事業者もいます。南国市の菓子メーカー「スウィーツ」。田野町の天日塩を使ったラスクが土産物として人気を集め、空港や駅などでの販売が売り上げの半分を占めていました。しかし、観光客の激減に伴い、4月、5月の売り上げは3割ほどに。売り上げは今も完全には回復しておらず、新たな販路を求めてこの商談会に参加しました。

「ラスクはお菓子なのでお土産物だけでなく普段使いとして喜んでもらえる チャンスはあると思っている。お土産物と同じ売り方ではいけないと思うのでバイヤーから意見をいただきながら普段使いできるよう量販店などにも今後は提案をしていきたい」(スウィーツ 春田聖史社長)

新たなビジネスチャンスにつながる場として、県内事業者の大きな期待がかかる商談会。県は、来月にもさらに規模を拡大して開催することにしています。