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高知市で幕末から平成をたどる写真展

高知のこれまでの歩みが分かる、昔懐かしい写真展が高知市で開かれています。

高知市の龍馬の生まれたまち記念館で開かれているのは、幕末維新期から平成までの県内の様子を映した写真展です。個人が撮影し、保管する「昔懐かしい」写真の提供を記念館がお願いしたところ、およそ40人からアルバムや写真、資料などが寄せられました。写真展ではその一部、およそ170点が展示されていて、中には自身の幼少期の写真を提供した人もいます。

こちらは、1939年に撮影された桂浜の様子です。着物で桂浜を訪れる女性たちの背景には、今と変わらず同じ場所で訪れる人たちを楽しませてくれる桂浜水族館がありました。また高知大丸の屋上にかつては遊園地があり、子どもたちの憩いの場であったことも記録されています。昔と今を見比べることができる写真もあり、訪れた人たちは懐かしみながら楽しんでいました。

「昔の写真、懐かしく見せてもらってます。菜園場の近くの生まれだから、その近くまで戦争で焼けましたからね。もうあんまり覚えてないですね、焼け野原くらいで。けんど懐かしい」(訪れた人)

幕末の激動の時代や戦争、高度経済成長期を経て現在に至るまで、写真は当時の人々の何気ない「日常」や「暮らし」があったことを伝えています。

「(写真は)具体的な形で目に見えて歴史を残してくれる媒体ですので、高知が歩んできた激動の近現代史という物を一つ一つから感じることができました。年配の方がすごく懐かしいと、あ~そうやったそうやったと言ってくださって非常にうれしいです」(龍馬の生まれた町記念館学芸員 森本琢磨さん)

『高知県の古写真展』は来月13日まで開かれています。