KUTVニュース

地震から命守れ 列車から避難誘導訓練

列車が走行中、大地震が起きたことを想定し、土佐くろしお鉄道が高知県四万十市で乗客を安全な場所に避難させる訓練を行いました。

「緊急地震速報を受信しました。強い揺れに警戒してください。」(運転士)

訓練は南海トラフ地震の発生を受け、中村線を走行中の上り列車が、四万十市の古津賀駅を過ぎた地点で緊急停車。大津波警報が発表されたという想定です。

運転士と車掌はそれぞれが輸送指令と連絡を取ったり乗客に状況を伝えたりします。慌ててしまい大声を出す乗客には、冷静に対応するよう求めます。乗客の避難には列車に備えられたシューターと梯子が使われ、乗員は手際よく、確実に取り付けなければなりません。妊婦やけが人はほかの乗客が介助しシューターで降ろします。訓練には通学で列車を使う県立幡多農業高校の生徒7人も参加しました。

「冷静に判断して周りの大人たちの指示をちゃんと聴いてしっかり行動することが大事だと思いました。」(男子生徒)

「訓練を重ねて現場での対応能力の向上に努めたいと思います。」(土佐くろしお鉄道安全統括管理者 岩合佳孝鉄道部長)

線路脇を歩き、古津賀駅に着いた乗客らは避難先の幡多農業高校へと向かっていました。