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栗焼酎売り上げ「倍返し」へ 高知・四万十町

高知県四万十町の酒蔵で栗焼酎の仕込みが始まりました。あの「半沢直樹」も愛飲しているということで酒蔵は新型コロナで低迷した売れ行きを「倍返し」で回復させようと意気込んでいます。

県内有数の栗の産地四万十町大正地域で1985年に誕生した栗焼酎「ダバダ火振」。その仕込みが今週から始まりました。発売当初は全く売れなかったということですが、東京や関西で人気になると、慢性的な品薄状態に。今や「無手無冠」の看板商品となりました。しかし今年は新型コロナの影響で月の売り上げが前の年に比べて8割減少したことも。そんななか、救世主が現れました。それはあの半沢直樹!6年ぶりとなったシリーズの新刊「アルルカンと道化師」になんと「ダバダ火振」が登場したのです。

「いや、もうびっくりしましたね。今までの刊にも“栗焼酎”って出てたんですよ。5年前に池井戸さんがふらっとここまで来られて『半沢直樹の池井戸です』お話してたら、ご自分も(栗焼酎が)お好きで『半沢にも遊び心で小説の中で飲ましている』っておっしゃって『あれはダバダ火振りなんですよ』っておっしゃって自分たち喜んで…池井戸さんといろんなやりとりを…新刊を送ってくださったり、焼酎を送ったりとかそういうやりとりをしていく内に今回の『半沢直樹 アルルカンと道化師』が発売される前に手紙が来たんですよ。『今回も栗焼酎出さしてもらってます』って書いてあったんで『あーそうなんや』って思って見てみたら“ダバダ火振り”って書いてあって、もう、ほんと、みんなたまげました。『これ見て来ました』みたいなお客さんも結構いらっしゃったり、電話のお問い合わせも結構多かったですね。ケース買いしてくださる方も増えました。」
(Q.売り上げ的にはものすごい援護射撃?)
「そうですね、倍返しで」(無手無冠 番頭 福永太郎さん)

半沢ブームが冷めやらぬ中でこれ上ないチャンスを得た無手無冠は、原作者の池井戸潤さんに極上のダバダ火振を贈って恩返ししたいと話していました。

今年の栗はどれも小ぶりだということですがその分、味が濃いということで、「風味が濃い焼酎ができるのでは」と期待されています。