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南海トラフ地震想定で合同訓練

南海トラフ地震による津波で、長期浸水が想定されている高知市。迅速な救助・救出活動を行うため警察や自衛隊、消防などによる大規模訓練が行われました。

南海トラフ地震の津波を想定し合同訓練を行ったのは、高知県警と香川県警、高知市消防局、高知海上保安部、陸上自衛隊、およそ120人です。合同訓練は、東日本大震災をきっかけに行われています。高知市は、最大およそ16メートルの津波による長期浸水で、およそ2万8千人の救助救出が想定されています。今日の訓練は、今年策定された「高知市救助救出計画」に沿って、実施。およそ200メートル離れた島を津波避難タワーに見立て、地震発生から4日後、タワーを含めた周辺に35人の要救助者が孤立しているという想定で行われました。

まず、高知県警のヘリコプターがタワーに近づき、情報収集を行います。その映像で現場の状況を指揮班が確認し、ヘリやボートによる救助計画を立て、現場に伝えます。

また、今回は津波避難タワーに、新型コロナウイルスの感染の疑いがある要救助者がいることが想定されました。今年初めて、県外からの参加となった香川県警は防護服やゴーグルを装着した救助隊員がヘリからつり上げ救助を行いました。

指揮班は、無線から次々に飛び込んでくる情報を把握するとともに、ヘリからの映像も確認したうえで迅速に救助活動ができるよう情報を整理しました。

訓練で得た課題は、参加機関や行政と共有し、今後に生かしていきたいとしています。