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いまが一番危ない!スズメバチ駆除

スズメバチへの注意が必要な時期を迎えています。刺されると死に至ることもあるスズメバチを駆除する「ハンター」に密着し、駆除の様子から身を守る方法などを取材しました。

民家の軒先に作られた大きな巣。厳しい暑さがやわらぐこれからの時期は、スズメバチが狂暴になるため特に注意が必要です。

刺されると死に至ることもあるスズメバチ。危険なスズメバチを駆除する「ハンター」に密着しました。

高知県南国市の害虫駆除業者「サンノック」。代表の乾登貴さんはこの道20年以上のベテランで、毎年この時期には150件ほどの駆除依頼があり特に忙しいといいます。

ただ今年は梅雨が長く雨の量も多かったため、水に弱いスズメバチの巣は大きくはならず、小さめの傾向があるといいます。

しかし、この日駆除の依頼があった民家の軒先には大きな巣が。

巣の主はキイロスズメバチで、巣に近づいただけで攻撃してくるほど狂暴です。乾さんによりますと、こちらの巣は「今シーズン最大のサイズ」で、巣の中には1000匹のハチがいることもあるといいます。

慎重に駆除し、巣を持ってくるのも一苦労です。

乾さんが次にやってきたのは、JR後免駅。ここにスズメバチの巣があるということですが…

そう言いながら、駅に隣接する駐輪場を進んでいきます。しばらく歩くと…

駐輪場の横の茂みの中。よーく目を凝らして見ると…ありました、コガタスズメバチの巣です!こんな所にも巣を作ります。

コガタスズメバチは攻撃性が低いため巣の存在に気付かないことが多く、うっかり巣に近づいて刺激を与えてしまうと一斉に攻撃してくるといいます。

こちらも、さっそく駆除。大勢の人たちが利用する駐輪場のすぐそばにあり、いつ誰が刺されてもおかしくない状況でした。

ハチの毒針に刺されると「アナフィラキーショック」を引き起こし、呼吸困難や心肺停止に陥ることもあります。厚生労働省によりますと、毎年全国で20人前後がハチに刺されて死亡しています。

危険なスズメバチに遭遇してしまった時は、「手で払わない」ことが重要だということです。

乾さんは、「最近では秋になっても気温が下がらずハチの活動が活発で、11月に入っても駆除の依頼がある」と話します。狂暴なスズメバチに対して、これからしばらくは注意が必要です。