KUTVニュース

「日本一早い」新酒が完成 高知・香美市

早場米の新米を使った「日本一早い」といわれる新酒の瓶詰め作業が始まっています。新型コロナで注文は若干減少。それでも、高知ならではの「季節の風物詩」として楽しんでほしいという思いが込められています。

明治6年=1873年創業の香美市の松尾酒造。7代目の松尾禎之社長が瓶詰めしているのは、出来上がったばかりの新酒のにごり酒です。通常、酒造業界では7月から翌年6月を「年度」としていて、冬に酒造りを行います。松尾酒造では先代社長の時から、夏に収穫する早場米を使った「新酒」を作っていて、香南市の高木酒造とともに全国で最も早い新酒と言われています。作業はきょうから始まっていて、8月20日ごろに仕込んだ一升瓶1500本分のにごり酒が瓶詰めされていきました。仕込んだ量は例年通りですが、新型コロナの影響で、注文は若干少なめ。また、毎年行っている新酒会は「密」を避けるため、中止となっています。それでも、新米ができたら食べたくなるように、この新酒も、いまや「季節の風物詩」。大勢の人に楽しんでもらいたいという思いがこめられています。

「例年と同じくらいの量を作った。家庭飲みが多いだろうがコロナ吹き飛ばす気持ちで新酒を楽しんでもらいたい。」(松尾酒造 松尾禎之社長)

味はフレッシュで、ほどよい甘味。暑い時期は、サイダーと1対1で割ってもおいしいということです。にごり酒の新酒は、今月11日から店頭に並ぶ予定です。