KUTVニュース

高知海洋高校の生徒が航海実習へ

高知海洋高校の生徒達が、今年度、最初の国際航海実習に向けて出発しました。およそ2か月間かけて太平洋を航海し、マグロのはえ縄漁など実習を重ねます。

高知海洋高校は年に2回、実習船「土佐海援丸」でおよそ2か月間の航海実習を行っています。今年度最初の航海実習には、海洋学科機関コースの2年生11人が参加。11月2日までの間、ハワイ沖の日付変更線近くの漁場で、マグロのはえ縄漁や海洋観測実習などを行う予定です。当初は今月4日に出航予定でしたが、台風の影響できょうに延期になりました。新型コロナウイルスの影響で今年はハワイに寄港できず、船内では検温や消毒を徹底するなど万全の対策で臨みます。

「(新型コロナで)不安なことばかりでしたけど、それを気にせず(きょうまで)楽しくできたのでこの航海にも役立てていけたら。この航海でマグロをいっぱい獲って帰ってきたい」(高知海洋高校 海洋学科機関コース2年 宇井幸希君)

「(出航が)延期になったので…延期になる前は『次の日頑張るぞ』と思っていたけど…家とはまた違う環境なのでちょっと不安ですね。ちょっと不安ですけど楽しみです。」(高知海洋高校 海洋学科機関コース2年 岡田神威君)

「寂しいような期待をするような複雑な気持ちですけど、逞しくなって帰ってきてくれることと信じております。本人が選んだ道なので頑張ってきてほしい。」(岡田神威君の祖母細木裕子さん)

出航式で竹中治人校長は「海洋人として仲間との絆を深める機会にしてもらいたい」とメッセージを贈りました。今回の航海実習は出航後14日間、土佐湾沖に滞在しながら乗組員に新型コロナウイルスの感染がないか様子を見ることになっています。そして体調に問題がなければ一度、燃料や食料を補給するために戻り、再び、太平洋に向け出航するということです。

見送りに訪れた保護者らに、生徒達は、ひとまわりもふたまわりも成長して帰ってくることを誓っていました。