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三原中3年生 研修旅行で高知県内の魅力再発見

新型コロナの影響で研修旅行地を変更した高知県三原村の中学生が、きのうから2泊3日の日程で県内を巡っています。特産品の販売や県東部の観光地を訪れた生徒たち。県内での研修旅行を通してどのようなことを感じ取ったのでしょうか。

三原中学校は毎年この時期、3年生が研修旅行でオーストラリアを訪れています。しかし、今年は新型コロナの影響で断念し、県内の観光地を巡ることとしました。

研修旅行はきのうから3日間で、最初の行程として生徒たちが取り組んだのが村の特産品の販売です。生徒たちは高知市のJAファーマーズ・マーケット「とさのさと」で、地元の農家が生産したシシトウやキクラゲを販売しました。

お茶の試飲コーナーも設けられました。担当したのは双子の兄弟。2人で並んで、客に商品を勧めます。

Q.2人は仲良し?
「仲は良くない」(兄の宗さん)
「知っている人が隣なので安心」(弟の暉さん)
「村に人を呼びたいということで販売をしている。試飲など通して村に来てもらえれば」(兄の宗さん)

こちらの生徒は店の入り口でチラシを配り客を呼びます。その効果もあって、大勢の人たちが村の特産品を買い求めていました。中には三原村にゆかりのある人も。

「妹が三原村に嫁いでいて姪が三原中に通っているので応援出来たらと思ってきた」
「できるだけ県内のものを買うようにしているので買った。すごく頑張っていると思った」(客)

県内での研修旅行ということで、様子を見に来た保護者の姿も・・・

「緊張しているようですがこちらも緊張しています。東部室戸普段行けないところ。できないカヌー体験とか6人で思い出作りができたら場所はどこでも良いかなと」(母・福本睦水さん)
Q.娘さんにアドバイスは?
「笑顔・元気・感謝!」(母・福本睦水さん)

「来てましたね。ここまでついて来るとは思っていなかったのでびっくり。ちょっと恥ずかしいけどここまで応援しに来てくれてうれしい」(娘・福本瑚菜水さん)

3時間の販売実習で、生キクラゲやシソのお茶は完売。地元の良さを広めた生徒たちに今回の旅行の目標を聞いてみると。

「高知の自然がどれだけすごいのか高知ならではの魅力を再発見できればと思う」(白石天地さん)

「自分たちの地元=高知のことをもっと知りたい。みんなで仲を深めたい、団結力は増したなと思う」(岡本花奏さん)

研修旅行2日目のきょう、生徒たちは北川村モネの庭を訪れました。現在、「水の庭」には、赤や青など色とりどりのスイレンが咲き誇っています。ことしは気温の高い日が続いたため、例年の同じ時期より花数が多いということです。始めて訪れたという生徒たちは。

「絵を再現していてすごくきれいだと思った」(岩崎一さん)

この春オープンし、地中海をイメージして作られた「ボルディゲラの庭」では。

「三原も自然豊かだが、三原とは違う自然がたくさんあって、三原では見られない景色なのでとてもきれい」(福本湖菜水さん)

研修旅行をより良い経験にしてもらいたいと、生徒たちには9つのミッションが与えられています。モネの庭での課題の一つは、幸せを呼ぶといわれる青いハチ・通称「ブルービー」を見つけること。生徒たちが、ブルービーの好物だというオミナエシの花の近くで待機していると・・・。

「おった!写真」

幸運にも数匹のブルービーを発見。ハチも生徒たちを歓迎してくれているようです。

そして昼食の時間。生徒たちは北川村特産のゆずを使ったクリームソースがたっぷりかかった白身魚など、地域の食を堪能していました。

「すごくおいしいです。現地販売とかはすごく緊張したので、あとは楽しむだけなので時間がすぎるのが早いし、みんなの仲を深めて三原村に帰った時にいい思い出話ができるように楽しみたい」(岡本花奏さん)

新型コロナの影響でオーストラリアでの研修旅行は実現できませんでしたが、生徒たちは販売実習や県内観光地の訪問を通して、改めて高知の良さを実感できたようです。