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ドライブスルーで夏祭り

新型コロナの影響で多くの夏祭りが中止となる中、高知県香南市ではドライブスルー形式の夏祭りが開かれました。“屋台”を楽しむのは車の中から。少し変わった形でも、子どもたちの胸にはしっかりと「夏の思い出」が刻まれたようです。

香南市野市町の国道55号沿いでおとといときのう開かれたドライブスルー形式の夏祭り。地区では毎年、近くにある香取神社で夏祭りが開かれていますが、今年は新型コロナの影響で中止に。それでも子どもたちに夏の思い出を作ってもらおうと、祭りを運営するボランティアサークルが、夏祭りを「ドライブスルー」で行うことにしました。

「夏休み中に子どもたちのために何か『少しでも笑顔になるイベントを起こしたい』ということが自分を含めサークルの中にありますので『じゃあ、何かコロナの中でもできるイベントをやろう』ということで考えたのが今回の『ドライブスルーで夏祭り~子どもたちの笑顔のために~』であります。」(かとり神社の夏祭りボランティアサークル近藤洋好代表)

祭りは、警察や行政の協力のもと、田んぼに沿った市道を通行止めにして行われました。道路を一方通行として、進行方向の右側に“屋台”となるテントを設置。子どもたちは車の中から窓を開けて祭りの出し物を楽しみます。

用意された出し物は、全部で9種類。こちらは、道路上に特設された「お化け屋敷」です。足場と暗幕を使って道路を覆うような形で作られていて、車の中にいる子どもたちにお化けが襲い掛かります。

このほか、フレームの中を慎重に棒を通していく「イライラ棒」や、スタッフが持つスイカのボールを叩いていく「スイカ割り」。ボールを投げてビンゴを狙う「たこ焼きビンゴ」など、ユニークな出し物に子どもたちは大喜びです。

「楽しかった」(男の子)
(Q.何が一番楽しかったですか?)
「スイカ割り」(男の子)
「今年は夏祭りやイベントにあまり行けなくて、子どもたちも喜んでいるのでよかったと思っています。」(父親)

「子どもが楽しめたので、あまり夏祭りができていなくて子どもが退屈しよったので、いい機会になったかなと思います」(父親)

「こんなに皆さんがたくさん来てくれるとは思いませんでした。正直、びっくりです。『コロナだから全部中止・自粛にする』っていうことをしなくても、『こういう体系でも祭りができる』ということが分かってもらえればいいかなと思っています。」(かとり神社の夏祭りボランティアサークル近藤洋好代表)

2日間で訪れた車は300台。少し変わった形のユニークな「夏祭り」は、今年ならではの夏の思い出の一つとして心に刻まれたようです。