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感染終息願い七夕かざり 高知・須崎市

高知県須崎市で毎年7月7日に開かれる七夕かざりが、新型コロナの影響で今年は今月25日の旧暦の七夕に合わせてきょうから始まりました。

10年目を迎えるすさき七夕かざり。例年、JR須崎駅から須崎市西町までの1キロあまりにわたって、小学生や保育園児たちが願い事を書いた短冊が彩ります。しかし今年は家族が訪れ3密になることを避けるため、市内9つの小学校の6年生と須崎保育園の年長組の園児およそ190人の短冊だけが飾られました。

「例年はもう少し大きい竹が並ぶんですけど、今年は短冊が少ないですね…さみしいけど仕方ないですね、今年はね。」(商店街の人)

須崎市の七夕かざりに欠かせないのが、古くから残る風習の1つ、藁で作られた馬「藁馬」です。雄雌一対で飾られ、五穀豊穣や疫病退散を願い作られたと言われています。今年のすさき七夕かざりには新型コロナの感染が拡大する今だからこそ、藁馬に終息の願いを込めたいという主催者の思いがあります。

例年は藁馬だけが展示されますが、今年は藁で作られた20点以上の生活道具が並び、古き時代の人と藁が密接な関係にあったことを感じ取ることができます。このほか、藁で作られた雑貨の販売に加え、今月15日と16日には藁馬を作るワークショップも予定されています。

会場は静かですが、短冊には例年以上に園児や生徒たちの強い願いが込もっています。すさき七夕かざりは今月30日まで開かれます。