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自動車学校がドローン分野に参入 高知・須崎市

農業や建築などさまざまな分野でドローンの活用が進んでいます。こうした中、意外な業種からの新規参入も始まっています。人口減少の中で未来を見据えた、ある企業の新たな挑戦を取材しました。

高知県内で初めてドローンを学ぶスクールを始めた自動車学校が高知県須崎市の須崎自動車学校です。先月末から、ドローンの操縦と、安全管理の、2つのカリキュラムを開設しました。近年では、農業や災害対応、輸送、建築業など、様々な分野でドローンのニーズが高まっています。こうした事を踏まえ、須崎自動車学校は、このほど国交省に認定されドローンスクールを管理している団体JUIDAの認定スクールとなりました。

なぜ、自動車学校がドローン分野に参入したのか。背景には、少子高齢化の影響があります。こちらでは、一年を通じて高齢者講習を行っていますが、例えば、高校生や大学生といった若者の免許取得は年度末が繁忙期で、それ以外の時期は学校としての収入も減少。加えて、免許を取得する人自体が、年々、減少傾向にあることから、JUIDAと手を組み、ドローンという新たな分野に活路を見出そうとしています。

こちらでのカリキュラムは、3日間の日程で、法律や気象などを学ぶほか、実際に離着陸の操作方法や、安全管理のあり方を身に着けます。集中的に行うため短期間で様々な知識と技術を習得することができるほか、「安全管理の意識」を最大限に高めることができるといいます。

「車」に加えて「空からの操縦」という異業種への新規参入。人口減少の中、生き残りをかけた自動車学校の新たな挑戦が始まりました。