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ジェイアール高速バス2階建て新車両導入へ

高知と関西を結ぶ高速バスを一部運休していたジェイアール四国バスはきょうから全便の運行を再開しました。この路線に今月下旬から新型2階建てバスが導入されます。新しいバスはヨーロッパ製で快適さが一段と向上しています。

ジェイアール四国バスは、今月22日から高知と関西を結ぶ路線に新型の2階建てバスを3台、順次導入します。きょうは、そのうちの1台が報道陣に公開されました。新しい2階建てバスは外国製で、車両価格はおよそ8000万円。エンジンはスウェーデンのメーカーが、車体はベルギーのメーカーがそれぞれ製造しています。座席は1階と2階、あわせて37席が設けられていて、2階席のシートは3列とゆとりのある設計になっています。

「一番前の席は、このように通常の席と比べて少しだけ足元が広くなっています。そして、一番前、2階建てということで、景色がいいですね~、快適です。」(京面龍太郎アナウンサー)

バスには車いす用のスロープが設置されているほか、全席にUSBポートも完備され、長時間の移動を快適に過ごせるよう工夫されています。

「最大の特徴は、何と言ってもこのシート。倒すと…わかりますか?このようにイスの座面が、お尻の方が下がっていく。長時間乗るこの長距離バスにとってこのシートはうれしいですよね。」(京面アナウンサー)

ジェイアール四国バスではこれまで2台の2階建てバスを運行してきましたが、外国製の2階建てバスの導入は初めて。エンジンの排気量はおよそ1万3千ccと大きめで、乗り心地も大きく向上しています。

「今までの2階建てバスは重量があるので、低速から加速していく際に時間がかかっていたが、これだと市街を走っていてもスムーズに加速できますし、高速での追い越しもだいぶ楽になるのでは。滑らかさがあるというか、乗り心地もお客様にとって快適になるのでは。」(ジェイアール四国バス高知支店指導運転係 鍋島寛之運転主任)

新しい2階建てバスは、新型コロナの影響で納車が4か月ほど遅れましたが、運行開始後は、下火となっている「ヒトの移動」の“起爆剤”となることが期待されています。

「県境を跨いでの旅行などをして頂くのに1つの大きな起爆剤、小さいかもわかりませんけど『乗ってみようかな』という期待感を含めて、旅行なり、ビジネスなり、楽しんでいただけたら。」(ジェイアール四国バス運輸営業部 前川友幸担当部長)

3台導入される新型バスは高知と京阪神を結ぶ路線で運行が始まる予定で、1台目は今月22日に、2台目と3台目は来月以降、順次導入される予定です。