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高知県内 あすにかけ土砂災害に注意・警戒を

前線の活動が活発となっている影響で、高知県中部ではけさ、猛烈な雨を観測しました。降り始めからの雨量が300ミリを超えたところもあり、気象台はあす明け方にかけて土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけています。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、県内では大気の状態が非常に不安定となっています。香美市繁藤では午前8時前までの1時間に81.5ミリの猛烈な雨を観測したほか、高知市でも70.5ミリの非常に激しい雨となりました。降り始めから午後5時までの雨量は馬路村魚梁瀬で320.5ミリ、香美市繁藤で301ミリと300ミリを超えました。

南国市は一時災害対策本部を設置し、警戒にあたりましたが、被害の情報はなく、すでに解除されています。強い雨や風の影響で本山町では、一時およそ600戸が停電しましたが、現在は復旧しています。

「香美市の山間部も朝から断続的に強い雨が降り続いています。物部川も水量が上がり濁流となっています。」(京面龍太郎アナウンサー)

県内の大雨警報は解除されましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、東部では土砂災害の危険度が高まっています。あす夕方6時までに予想される24時間雨量は、いずれも多いところで東部で120ミリ、中部で90ミリ、西部で60ミリとなっています。気象台ではあす明け方まで土砂災害に注意・警戒するよう呼びかけています。

交通機関にも影響が出ています。JR土讃線は午前7時半ごろから、阿波池田ー須崎間で運転を見合わせていましたが、正午頃から一部区間で運行が再開されました。なお、阿波池田ー高知間の特急列車と大歩危ー土佐山田間の普通列車は終日、運転を見合わせます。JR四国によりますと、あすは始発から運転を再開する予定ですが、天候や線路の状況によって運休や遅れが発生する可能性があるとしています。国道32号は大豊町小川と角茂谷の間の6.2キロで通行止めとなっています。