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ハガキで「ごめんなさい」 コロナ禍の心温まるエピソードも

相手の顔をみるとなかなか口に出せない「ごめんなさい」。そんな気持ちを込めた言葉をつづったハガキのコンクールが高知県南国市で開かれました。

今回で18回目となる「ハガキでごめんなさいコンクール」は南国市の後免町を全国にPRしようと漫画家・やなせたかしさんの発案で始まりました。今年は全国から1849通の応募があり、事前に選ばれたおよそ300通の中から大賞や優秀賞を選びました。

相手の顔を見るとなかなか素直に口に出せない「ごめんなさい」の気持ちが込められたハガキ。イラストが描かれた色鮮やかな作品も並び、思わずくすっと笑ってしまうような内容のものもありました。

「だんな様へ、あなたが『この牛肉いいね!』と食べているお肉・・・実は『豚肉』なんです。約7年間訂正せずにあなたは牛肉だと思い込み食べています。心の中で『ごめんね』とつぶやいている私です。」

「今もふわふわの動物が欲しい私はおじいちゃんのふわふわの毛をさわって我慢しています。おじいちゃんはそのたびに『毛が抜けるやいか。おねがいやきやめて』といいます。おじいちゃん、毛を少なくしてしまってごめんなさい。」

今年はコロナに関する作品が多かったということで、こんなグッとくるものも・・・

「お母さんへ、働き出してから一度も帰省できていなくてごめんなさい。実はコロナ業務に従事しています。うつしたくなくて帰れていませんでした。私はお母さんに『あなたは看護師に向いているよ」』と言われた言葉を胸に誇りを持って働いています。面と向かって言えなくてごめんなさい。」

「ごめんなさいを言うことは素直な気持ちにならないと言えないので、こんな世情ですが素直な気持ちで前向きに生きていく、そういう気持ちになってもらえたらうれしいです。」(ハガキでごめんなさい実行委員会 徳久衛 副委員長)

大賞に選ばれたのは埼玉県さいたま市の木野田博彦さんの作品です。

受賞作品は南国市役所や南国市観光協会のホームページで明日から掲載される予定です。